蕗子さん
のうた一覧
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諦めのひとつ手前に訪れるまだ見ぬひとの眼の色の夜
平成二十三年七月三十日
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泥土の小さき靴あと路地裏へト、ト、ト、と消えて春は終わりぬ
平成二十六年五月五日
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夏花の帯を棺へ納むれば君は清しき顔で眠りぬ
平成二十六年五月十九日
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身の上を恥じなくて良い、と云う人よ言葉は杭のように刺さりぬ
平成二十三年八月十八日
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「渡せずに帰っちゃった」と放課後の少女の涙にありったけの恋
平成二十四年二月十四日
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蔓草が無邪気に繁り生命は飽和せり いま主なき庭
平成二十四年七月十一日
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天井の模様数える夏の夜鎮痛剤はゆっくりと効く
平成二十三年八月二日
14
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木蓮の祈り届けよその組みし白き手指のほろり解くまで
平成二十四年四月五日
14
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うつしたと責めるふりする君居らず今年の風邪はしんと気怠い
平成二十五年十一月七日
14
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蛙には蛙の事情があるのだろう我が家のまえでぢっとしている
平成二十三年六月二十六日
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肉体をはなれ秋野を駆けてゆく野花うつくし 風ようつくし
平成二十三年九月三十日
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手の中に星を閉じ込めたかの様に虫捕りし子のそろりと歩く
平成二十四年八月三日
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我と似ぬ放胆な兄は日に焼けた腕つきだして土産を渡す
平成二十三年五月八日
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あす起きて新しい身体だったなら秋草摘みに行こ あした起きたら
平成二十三年九月三十日
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鍋焦がし 窓を開けをり 小寒の なんだか一人ぼっちの気持ち
平成二十四年一月六日
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葬列は荒川渡り目を遣ればゆきには早き白芒原
平成二十五年十月二十三日
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浸されし豆と並びて軒先の光りはためく布巾を見つむ
平成二十三年四月二十九日
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病室のバナナに星座の黒子棲み年経ることを愛されしひと
平成二十三年五月三十日
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枕辺の芍薬のまるき蕾には孤独とは逆の言葉包まれ
平成二十三年六月十一日
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いつ見ても顔いろ悪い娘だと銀木犀は前髪に降る
平成二十三年十月二十二日
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