杏理さん
のうた一覧
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独り寝にほつれし髪を撚り結び繋がんと願う君や彼方に
平成二十二年十二月十二日
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水気ある白肌に透くその奥は 甘きくらやみあんこくの味
平成二十三年一月十四日
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やわかなる膚の窪みに指すさび 潜む胎児の脈探らむと
平成二十三年六月二十八日
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強そうと言われて苦笑も 弱そうと言われりゃ癪な女心よ
平成二十五年二月十二日
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橄欖の肩を彩るアカシアに カルメンシタの魔術潜むや
平成二十三年二月十日
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爪先を睨み提げたる雨傘 まなじり伝うつぶら雨粒
平成二十三年三月八日
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はるのあめは染み込まない
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白煙る 躰うつせど うつさぬか この身のおもひ 風呂場の鏡
平成二十二年十二月十二日
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慕うるをただ告げてさえ寄こすなら その情をば玩びもせん
平成二十三年一月二十八日
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三色菫とぞ 名乗る花弁のそのかげに 誰を思いて毒育まん
平成二十三年三月八日
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落椿 色褪せぬれど 屹立と 萌ゆる花芯の いと濃き匂い
平成二十三年六月二十八日
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生娘の春もえて喉乾かしむ 母知らでただ麦茶注ぐらむ
平成二十三年七月二十日
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風吹きて枯葉と落ちるか ささくれや 透く肉色は陽を知らぬなり
平成二十二年十二月二十一日
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我はささくれ
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吸う口のなし忌々し 紅李 充てがう歯をばかりりと沈む
平成二十三年一月二十六日
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蝋燭を灯すは浮世の為ならじ ただ吾こそが すがらんとすなる
平成二十三年三月十九日
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節電など知らないのです、この灯火...
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受話器越し人の時間を刻みたる時計の音を聴き分けている
平成二十四年六月十九日
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夏の夜に開かれた窓を零れ出でヴェランダに貯まるラヂオの音色
平成二十五年八月十六日
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夏至過ぎて井戸の底より仰ぎみる天の如くに浮かぶ望月
平成二十五年八月十六日
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刻みしは甘藍なれどひと思い 刃滑り薄く剥ける爪かな
平成二十三年二月八日
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あさぼらけ有明の月を見んことを おそれこがれり夢結べじや
平成二十三年二月九日
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暇惜し 髪結いもせで誰がもとへ 図書館の地下愛し人待つ
平成二十三年七月二十日
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