詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
コタロー
寒風に防寒服を纏ふ中ノボロギク咲く黄色に染まり
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へし切
コンビニのケーキひとつを 買い求め ひとり祝ふか きよしこの夜
18
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芳立
ありし日の青ならずともわがまへにかたち残せよひとの言の葉
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横井 信
ゆっくりと聖夜は明けてあたたかく街をつつんだまぶしいひかり
15
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縫
どんぶらこ世界の波をどんぶらこ いつもがんばる君に柚子湯を
8
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灰色猫
雪の日の雛鳥一羽が君であるその冷たさをそっと包もう
21
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聴雨
柚子の湯に沈みて数ふ残り日をにじめる窓の月を眺めつ
13
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秋日好
コンチェルト生きた君なら最終章明るく紡いで送りださねば
12
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石川順一
鳥かごに黄色いインコが鳴いて居る大バッハより美しき鳴き声
18
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恣翁
秋霖を聴ける 書斎の闇の底 咳きひとつ 沈みたりけり
23
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朝野沙耶
生きるため自分殺して耐へ忍ぶ暗く烟つた仮面の街で
13
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灰色猫
移ろえる季節の花を摘み取れぬ私の指は四季を知らない
17
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しずく☆・.…。
新緑に 清冽なるや 五十鈴川 清めて伊勢の お宮に参る
25
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灰色猫
淡海を山を愛した亡き父が旅した自然は今日も生きてる
28
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聴雨
空色と灰色クレヨンにぎりしめ窓を流るる雲ながめゐる
19
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月虹
人生はかくも切ない事ばかり夜は孤独の色をしている
72
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石川順一
缶チューハイ二本で遠くの花火かなストロングゼロドライザシャープ
14
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舞
制服のやや眩しかる夏休み終わりし頃の通勤電車
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灰色猫
はしゃぎつつ真夏の空へ麦わらを投げたあなたは太陽でした
39
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恣翁
椽に続く障子の破れに 囁ける風の音寂く 秋は来にけり
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