詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
雑巾を生きてみなさい時々はぎゅっとしぼられ背を正しなさい
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ななかまど
それぞれに理由のありて駅に立つ待つを証とスマホを持ちて
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横井 信
物憂げな午後の時間を切り取ってひとつふたつと鳴るいなびかり
16
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へし切
巣ごもりに我慢の日々の 宣言下 賑はふ街は人のそれぞれ
14
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灰色猫
誰だって空飛ぶ鳥を見あげたら旅へと出たくなるんだそうだ
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灰色猫
この海が君の涙で満ちるころ僕は孤独な島になるのか
14
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横井 信
道草も背伸びしている連休は雨の予報のおしゃべりスズメ
14
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灰色猫
神様の名前さ添えだ祈りよりおめの言葉で弔ってぐれ
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横井 信
小魚の影のきらめく水面へとそっと流したみどりの葉っぱ
10
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ななかまど
帰りゆく蜂に一言あるらしく不機嫌顔のラッパスイセン
10
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ななかまど
願わくばこのまな裏にきざむまで姿降らすな滝の桜よ
14
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横井 信
瑠璃色のひかりに出会う曲がり角香り楽しむ初夏の風
14
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ななかまど
街なかにコンビニなくて思いおり刺激とポイント必要なりや
11
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武蔵野
獣臭 猫にも好かれ 匂いフェチ 香り豊かに こころ踊らせ
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灰色猫
磨かれて石が綺麗になるように波打ち際を歩きませんか
15
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ななかまど
米あまる時代の農の悲しさよ牛の餌にと籾を蒔く春
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武蔵野
タンポポは 苦痛を癒す キク科の種 ここにいるよと こころなごます
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横井 信
街角の若葉にそっとタッチして夏へ駆け出す黄色い帽子
15
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へし切
じわじわと頭に響く痛みかな我慢の一日は臥して暮れゆく
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恣翁
色白き女の黒髪に 挿頭したる八重の山吹 黄こそ貴なれ
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