詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
名鈴
生きること 憂しと覚ゆる 人無くす 手立てぞ求め 挑み続くる
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名鈴
はるかなる 遠つ国とも 稀稀に 会へば名残ぞ 長く残れる
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青き銀椀
山の端ゆ明けつつ西の空果てて月抜けてまた白く澄みにき
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青き銀椀
喜びの笑顔に向きてお慶びの笑顔で返すそんな和心
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青き銀椀
恋猫もまだ見ぬ折の朝餉とはそそらるるかな味噌汁の湯気
7
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灰色猫
咲きいづる桜のもとで契りしは結ばれないと知っていた恋
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灰色猫
まだ空が青かった夏まだ君とはしゃいでた日々生きなおしたい
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滝川昌之
酔いどれて尾崎を叫ぶカラオケで自由に成れた五十の夜に
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ななかまど
惹かれるという字に若の漢字ありいくつになりても心きままよ
11
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横井 信
頬撫でる清し風吹くせせらぎに彼岸桜の花びらおどる
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ななかまど
川なりに歩いておれば春の水ふゆのあくたを次の街へと
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月虹
ウイルスに怯える星の住人が気付き始める国境の涙
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月虹
捕まえた と思えば遠く逃げてゆく初夏の虫にも恋の魂
70
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横井 信
荒ぶれた大地に残る傷あとをやさしくつつむ春のまなざし
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吉野 鮎
たたなづく雲を包みて朝の虹七色架けゆく遙かな西へ
19
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吉野 鮎
流星のかけらの幾つさがす夜葉月の風に微か秋立つ
42
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ながさき
過去からの 宿縁ありて 弟子となる いつの世であれ 師と共に在り
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うすべに
雨上がる 肩をよせあい見つめてる 静かな海に虹の架け橋
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滝川昌之
満開のコブシの花の純白がいつでも春の初心に戻す
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ななかまど
波やすく穏やかなりし砂浜に還らぬものを待つ人は居る
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