詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
それが良い令和元年記念して一念発起免許返納
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里香
音もなく冷たき怒りの争いに 思い出数々やいばとなりて
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里香
そそがるる氷のなみだ手をとれぬ 心あがきて背を向け想う
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里香
ようやくに別れ感じる遅さかな 背を向け想うわが道はここに
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横井 信
痛む足引きずりながら起き上がる祭りの後の澄み渡る空
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へし切
返り咲く花もありやと吾が庭の小春のどけき石蕗の花
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詠み人知らず
下宿にて人生語りし熱き夜の炬燵の蜜柑の香りただよう
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神戸風見鶏
日々に葉を落として殘る柿の實の 夕日に照りて秋見送れり
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ななかまど
鉄人にお辞儀の文化ひろがってパスは繋がる新たな明日へ
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片井俊二
過ぎ去りし夏を閉じ込めおさなごの手にひと粒のひまわりの種
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ななかまど
知らぬまにそろりかそりと秋の陽は畳つたいて襖にとどく
10
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滝川昌之
晩秋の鳥もつつかぬ残り柿せめて暮れゆく里に灯れよ
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横井 信
月末の会議を終えて夕焼けに浮かぶまゆ月 あとひと仕事
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里香
首里城のほのおがいつか広がりていのち焼く日が来る足音
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秋日好
君の無い世界になった実感の湧かぬ夜通し雨脚強く
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ななかまど
赤鳥居くぐりて過ぎる初時雨飴もつ子らに明日の日よかれ
10
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神戸風見鶏
愛らしき歌聲聞こゆ兒童館 庭の栃の葉重なりゐたり
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詠み人知らず
河川敷の穗芒の群れ夕日浴び風なびければ耀き増して
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滝川昌之
町内の晩鐘代わりの童謡の夕焼けつないだ親子で小焼け
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千野鶴子
せめてもの恵みもたらせ野分にて荒ぶる水が運びし土よ
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