詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
冬支度 済ませた雀のふくら顔 愛しく思う 着膨れし吾
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詠み人知らず
再びは逢はじ鏡わる吾を見おろす月も半眼の闇
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詠み人知らず
柴犬は 人間用のせっけんで 洗っていいのか?午後一質問
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詠み人知らず
空耳であの人の声冬晴れの雲間に響く ちょっぴり寂し
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詠み人知らず
ねえ、もしも 生まれ変わるならどうしたい?「また私として 生きてみたいな」
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詠み人知らず
病院へ送り届ける祖父母の背 小さく細く こんなに偉大だ
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詠み人知らず
朱き鳥居かぞへ切れぬ參道や食蟲植物に呑まるる幻
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千映
膝調子良いから顔も晴れやかで鼻歌も出る家事もはかどる
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詠み人知らず
懐かしい小学校も廃れては老若男女の窠に建て替はる
7
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詠み人知らず
成長は檸檬に任せ僕の手は藪のなかから棒を差し出す
6
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詠み人知らず
手づからに畑に鍬入れ芽吹かせる秋の女神の呼気は艶めき
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秋日好
ヤワだよな らしくないとか 親友の 苦言味わい 轍は踏むまい
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秋日好
咲き誇る先の幸 栄えあれ 前の世に増す言霊の冴え
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詠み人知らず
刀にも花にも心は宿るらむ切るも結ぶも絆なす歌
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詠み人知らず
ロゼ色の再会待つ日に焦がれつつ恋の新芽は棘に守られ
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詠み人知らず
ベンチにてゴロ出す人生撮れなくてカメラは置いて声あげ駆け出す
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舞
一瞬のあわれ星屑煌めきはかくにも似たるひとの生きるに
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コタロー
太陽が雲間を割つて現るる生きうるものに熱を放射す
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夢士
十二月指折り数ふ年賀状増える人なく減る人の数
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灰色猫
茜さす散りゆく冬の神木はぼくらのかわりに泣いているのだ
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