詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
下宿屋で語り明かした青春とともに去りゆく我が良き友よ
18
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コーヤ
春の色 女心を 弾まさせ お洒落の磨き 年忘れさせ
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コーヤ
はじけ咲く花火のような山茱萸の黄の輝きに歩を止め眺む
21
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林林
昼食に息子と分け合う一丁のお豆腐の味ごめんねの味
27
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澄舟
伝えなかった思いが過る夜の隅無意味に光る電話BOX
17
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へし切
遠き日の面影うかぶ沈丁花 君が夢路の夜思ふ花
26
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へし切
春の夜の雨しめやかに沈丁花やみのさ庭のなかにかほれり
26
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光源氏
幾年か芽生ゆる戀にみだれをり風吹きしきる花の衣に
25
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月虹
それぞれの聖夜を乗せて汽車はゆく酸いも甘いも星の煌めき
128
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へし切
ゆく道の闇深くして見えぬ時 待てば夜明けはすぐ其処にあり
31
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恣翁
タグ付きしスーツケースも そのままに 上げたる線香 匂ひ懐かし
29
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紫苑
しめやかに声はとぎれてぬばたまの宇宙の塵の降りきたり いま
13
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まあさ
凍空の下の蕾を実力で膨らませに行くセンター試験
26
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まあさ
自信家の君の内なるストレスを午前三時の歯軋りに知る
82
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石川順一
ナウシカやタイタニックは懐かしき映画を雪が降りそうな日に
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千映
うたのわの深夜組また投稿し「来た来た」吾も組の一員
14
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千映
どんと祭老若男女火の傍にかざすは体の弱気ところか
18
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藤久崇
峰々の 塞ぐ都は 静けれど 少しみ雪の 通い路もがな
13
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澄舟
歌詠むは時にとどめを刺すに似て研ぎに研ぎての言の葉放つ
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灰色猫
雪の日に狂い咲きたる夜桜の根元は決して掘ってはならぬ
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