うたの一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:人気順)
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恣翁
嘴に泥を含みて 忙しげに 軒を出入りせるつばくらめ
17
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滝川昌之
新緑を小さな胸に溜めこんで親の燕は子育ての帰巣
14
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茂作
照りあかる折りてもゆかん岩つつじ 散りし櫻のなぐさみにして
13
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茂作
冬ごろも仕舞ひしあとの寒さかな 蛙も聞かず春の水張田
14
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うすべに
降りやまぬ雨のおもさに魚はねる 入り江に輪を描く舟のしずけさ
13
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うすべに
すわ来たか 南海トラフと身構える湯船のお湯の揺れにあわせて
13
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滝川昌之
この雨は田畑潤す雨だから女子の化粧水ごとく滲み込め
13
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茂作
立ち急ぎ春を送らんかなめ垣 紅く萠え出で夏を招かん
15
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うすべに
散り藤の絨毯かすむこぬか雨 踏まぬようにと道端に寄る
12
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へし切
なみなみと水を張りたる放水路 のどかなるかな釣り人の見ゆ
10
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恵雪
街灯の下で雨夜の青もみじ葉先の雫ひかり清けき
8
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草木藍
霧雨にジャスミン匂ふ夜明け前群れ咲く白のほのかに明し
8
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痴光山
啼き終えしひばり落ち来る畑の先 立夏に霞む残雪の富士
8
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兎桃
年高き親の楓の足もとに命つなぐか実生ぞ芽吹く
6
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神崎 真人
雨受けて灰壁つたふその雫 すずろに流るる泪のやうなり
8
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笹舟
夢うつつ 寝子が微睡む草枕 醒めるは惜しき春はあけぼの
6
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小林道憲
雨細くせきちくの花色褪せて 行く春淋しわが庭の面
6
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笹舟
浮雲の跡を追うてか旅立ちぬ 綿毛見送る晴れは切なし
8
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滝川昌之
老木の藤のか細き花房を杖のごときに棚が支える
18
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笹舟
花滲み涙雨滴る窓硝子 わけを匂わす遠き春雷
4
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び わ
藤の花薄紫の房のばし塀を乗り越え吾に声かけ
6
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び わ
君子欄赤き花びらはらはらと春雨友に来年を待つ
6
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千映2
桜茶に出来ぬ重たい花びらが下向き訪問客に愛嬌
5
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桜田 武
一冬耐えしブルーベリ春の陽に解き放つ枝の叫び聞こえそう
5
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神崎 真人
耳澄まし心靜かに過ごす日に かすかに聞こえし春の風の音
5
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兎桃
吾が宿の垣に今年も茨花この季とばかり並びて笑う
5
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仙人の弟子
暖かき 春の一日 曇り空 藤棚香り 彩を添え
5
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秋日好
もう何年サムネに使うチューリップ思い出重ねて今も咲きおり
6
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へし切
たんぽぽの綿毛は空に憧れぬ吹いてくれぬか行きずりの人よ
9
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半格斎
遠山の名残りの雪をながめつつ 花冷えの街を歯医者にいそぐ
5
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音蔵 雅秀
たんぽぽも 白き綿毛に様変わり 風乗り飛ばんや 虎視眈々と
3
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硝子
時過ぎて遠くにありて思はるる今は盛りの千の藤棚
3
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高松 蓮
余所んちの 小屋でしゃべくる ツバメらを 覗けば黙る 聞かせてやるかと
3
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兎桃
深と浅両の緑の綾なす山に枯れて見ゆるは竹林の谷
3
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夢花火
金色に 染める肌に 鉄槌を 幼きときに ぷかぷか泣いた
2
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小林道憲
合掌のかたちをしているチューリップ 今日のわたしをやさしくする
2
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小林道憲
卯月なり 若葉のみどり目に沁みて しばし歩を止め深呼吸せり
2
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音蔵 雅秀
東京湾 珊瑚の海に変貌す 温暖化にて 日本は南国?
2
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コーヤ
しとやかな香りただよう雨の中ひそかに咲きぬくちなしの花
118
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ガビー
木々の肌人の姿も明らかに 春の岩戸はわずかに開く
1
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へし切
はなみずき一輪一輪咲き始め ひとつひとつと歳をかさねて
12
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ながさき
練習の 成果を吾に 示さむと 勇みて啼くか 藪のうぐひす
11
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硝子
うちなびく春に散りゆく夢も花人も花とぞ先をあらそふ
8
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音蔵 雅秀
春雨の 上がり霞みし田園に 架かる大橋 七色の虹
2
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恣翁
しめやかに 春を潤す花の雨 夜目を掠めて ひそかに降れり
15
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さいおん
葛城 百木之桜 落花之 風之共尓可 雪跡零兼
12
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恵雪
美しくせむと作りしものならず いや美しき蜘蛛の巣の綾
10
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継海
幾分かモンシロチョウが高く舞う真直に伸びん麦の穂の上
6
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しずく☆・.…。
凌ぎ難き晩夏を野分が連れ去りて天高き空秋の涼風
353
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月虹
さみどりの街に降り立つ春の風木々の揺らぎに唄が聴こえる
281
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