うたの一覧
(カテゴリー:家族 並び替え:人気順)
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滝川昌之
かつ丼で自白するのは取り調べ室だけでなく自宅居間でも
15
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美生子
久々に編んでいますよ母さんのサマーセーター淡い緑で
11
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恵雪
夕飯を作り出勤する午後は置き手紙書く スマホの時代に
9
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滝川昌之
海出され飯に味噌汁パスタにと神出鬼没 貝党(怪盗)あさり
17
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西手心黒
連休を指折り数えて待つ君を添えたキリンの絵にも感じて
4
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仙人の弟子
亡くなりし 写真の中で 笑う父 懐かしき声 煙草の匂い
4
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び わ
行き違い家内と駅で待ち合わせ三時間後連絡とれホッと
3
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兎桃
頼りたる言霊の業妻の背に「気をつけてね」と呪文を唱ふ
2
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夢花火
夜に散るも 朝目覚めれば 変わりなく 気の持ちようと 背を蹴る番犬
3
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美生子
飴色に使い込まれたつげ櫛に祖母の匂いは微かに残る
17
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滝川昌之
筍はいいな毎春子育てを親は楽しみ成長を見せる
16
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び わ
成田へと家内とアベック旅行する楽しみながら問題も有り
3
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音蔵 雅秀
父母の遺影見つめる 生前の 吾を案じし同じ眼差し
1
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薫智
孤独とはひとりで過ごすことでなく生かされてると忘れてる時
170
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Chico
日だまりの車椅子にてうたた寝の そっとそのはは そっとそのまま
104
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林林
三枚の布団に四人雑魚寝する狭いけれども楽しい我が家
115
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千映
母の介護日増しに敬語増えてくる「すいませんね」がなぜか寂しい
96
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ふきのとう
駅に待つ茶色のコートの迎え人いるはずもなき亡き母に似る
84
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美津村
皿の上の最後の一つを譲り合ひ互ひに老いたり妻としずかに
91
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まるたまる
些細なる夫の言葉に傷ついて洗濯機前指定席で泣く
68
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大野 冨士子
薬罐には冷えた麦茶の夏休み 眩しい庭と 薄暗い居間
116
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大野 冨士子
夏休み旅行どころか外食も 珍しかった 昭和の子供
115
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月虹
主なき実家の鍵が揺れている涙目をしたうさぎキーホルダー
81
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灰色猫
奇跡など起こりはしない焼き場にて儚き蝉のひたむきを聞く
57
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大野 冨士子
せんべいも毎日手入れされていた 陽の匂いする 布団にころり
115
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さる
老ひ妻と 静かな暮らし 二人して アイスクリーム 分け合ひて食べ
54
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たけくらべ
在りし日の母の植えたる桜木は命日待たず花ぞ咲くらむ
48
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小夜子
「ただいま」がぽつりと部屋に落っこちて母の笑顔を思い出してる
46
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ながさき
スイートピー 花が咲いたと 嬉しそう 還暦の妻 乙女の如く
41
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まき
友人と名乗るセールス電話を母は「娘に友達なんていない」と切った
46
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あまおう
おかえりと十年ぶりに母と寝る四角い箱は窮屈でしょう
47
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新座の迷い人
念力で 妻の病を 治したや念力なき身 悲し事かな
41
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朝がお
母さんの どこが好きと 娘聞く昔も今も いるだけで好き
45
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逢
「さよなら」とえんぴつで書く こすったらかすれてしまう悲しみがいい
43
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灰色猫
反目し不肖な我を叱咤するそのひたむきな声を忘れず
40
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林林
いつまでもいつまでも手を振り続け見えなくなった、また会えるかな?
36
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灰色猫
亡き父の遺影の写真を探せどもいつでも父がシャッター役で
40
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月虹
ぼんぼりを灯す今宵はひな祭り母の願いは娘の幸せ
61
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愚と楽
なんとなく 他人行儀にぎこちなく 娘と二人。静かな時間
37
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大獏
腐葉土のにおい消えゆくこの街に家路つらつら秋刀魚が香る
38
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詠み人知らず
母の言う「傘持ったかい」の口癖を曇り空にはふと思い出す
38
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コタロー
母が子に慣れぬバットでボール打つ慣れぬグローブ笑顏の二人
37
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リクシアナ
ツイードの袖に絡まる冬の雨母の思い出ひとすじの糸
34
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あまおう
神々し線香時折りなびいてはゆらりこの身に絡むまぼろし
39
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へし切
義娘よりチョコをもらいし嬉しさに妻よ妬くなと墓前に供ふ
37
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桜田 武
安置せし犬の寝顔の安らかさ死とは思えず頬撫でてみる
36
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恣翁
父母の 間を兩手 引かれつつ 足取り確かに 歩む幼子
49
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逢
変わらずにいてくれますかと問いかけて「いいえ」を聞かずにふるさとを去る
41
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林林
「ああ、もっと一緒にお料理したかった」 亡き母の声 夕日の厨
35
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まあさ
看護師の「戻って来たらだめですよ」声に押されて病棟を出る
35
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