恣翁さん
のうた一覧
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黄昏の濃くなる部屋の四隅より 寒さのしんと拡ごらるなり
令和五年二月七日
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雲の孕む 名のみの春の白き月 我らを照らせ 労るごとく
令和五年二月五日
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雪の夜に ちりんちりんと急調な 仕舞ひ忘れし風鈴の音
令和五年一月二十四日
12
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寒々と澱める池を埋むがに 覆ひ尽くせる緋の落ち椿
令和五年一月十七日
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青畳に 半ば開きてひっそりと 紅き椿の扇落ちたり
令和五年一月五日
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冷たげに 時雨に濡れて光りたる 黄昏れかかる坂の舗道や
令和四年十二月二十七日
12
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スロープを滑るスキーの板の下 エッジに軋む雪の跳ぬめり
令和四年十二月二十五日
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前をゆく犬 見返せる傘の内 小雨煙れる師走の街に
令和四年十二月二十二日
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文机に 肩を縮めて茫然と 時雨を聞ける長き冬の夜
令和四年十二月十三日
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松籟の寒々とせし音を聴く 衾の襟を掻き寄せながら
令和四年十二月十一日
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埃積む音だにすらむ廃屋の 湿気帯びたる甘酸き匂ひ
令和四年十一月十七日
14
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気の滅入る 落ち葉を濡らす雨音に 抗ふごとく大股にゆく
令和四年十一月十五日
14
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積まれたる白菜 朝の陽を浴びて 目の覚むるまで 実にみづみづし
令和四年十一月十二日
14
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陰鬱に 降るや降らずや 空低く垂れて 煙草の這ふがに燻る
令和四年十一月五日
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白昼の逆光の中 パラソルの下の 虚ろな女の視線
令和四年十月二十九日
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秋の夜の山は冷ゆるを 夜具にだに 身をば縮めて くるまれてしか
令和四年十月二十七日
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暮れかかる森 鬱々と 蜩のもの悲しげに鳴く下をゆく
令和四年十月十三日
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疎らな灯 洩れたる路地に下駄の音 驚くまでに高く響きぬ
令和四年十月九日
11
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唇をだらんと垂らし 老人の無表情しぞ 仮面のごとき
令和四年十月四日
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月光を浴びて その身をひっそりと 寄せ合ふごとく 船の舫へり
令和四年十月一日
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沖ノ島漁港
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