恣翁さん
のうた一覧
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遣り場なき心は 黒目を凝らしつつ 哀しみの底に沈めゆくかも
平成二十六年十一月十三日
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南国にたわわに実る 吾は蜜柑 枝に縋りて都望めり
平成二十六年十一月十二日
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橘柑は貞質を懐き 命を此の炎方...
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高殿ゆ望む紅葉に 来し方を思へば徒よ 躓きばかり
平成二十六年十一月十日
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茲の楼 日に登り眺む 流歳 暗...
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秋の気に 涙空しく垂らしつつ 人恋しくて魂 故郷に飛ぶ
平成二十六年十一月六日
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秋気集南澗 独遊亭午時 迴風...
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東を望む岬の岩が根は 望郷滲む雫に濡れたり
平成二十六年十一月五日
14
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潮風に吹かるる流人の石塔に 香華ぞ今も絶ゆることなき
平成二十六年十月三十日
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白皙の面に 思春期を偲ばせて 億劫さうに 黒目瞬く
平成二十六年十月二十四日
17
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榛の茂る片岨切り拓き 清濁分かつ眺め味はう
平成二十六年十月二十一日
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榛は翳りて攀づ可からず 童に命...
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新築の別荘は 未だ人影も見えず 真白く森に静もる
平成二十六年十月二十日
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夜顔の今日萎るとも 日暮るれば 夜来の雨に露ぞ置くべき
平成二十六年十月十六日
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夜顔は例え日中に萎れても日が暮...
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翅破れ 弱りし蝉を掌に乗せて 狙へる鳥から守らむ
平成二十六年十月十四日
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病蝉 飛ぶことを得ず 我が掌中...
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海と空の間の色濃き一線に 遊子の遠く 息衝けるかな
平成二十六年十月十三日
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西域に 白き練絹運びゆく駱駝の鈴の ゴビが原に消ゆ
平成二十六年十月十二日
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辺域の暮雨 雁飛ぶこと低く 芦...
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老眼に書く字は大に 耳遠く 声は自づと高くなりけり
平成二十六年十月十日
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老去多悲事 非唯見二毛 眼昏...
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灯火を消すがに 来たる蛾の群れぞ 虚空なる月 実に覆ふべき
平成二十六年十月八日
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燈前 双舞の蛾 生を厭ふこと ...
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鳶の舞ふ秋空映す池の上に 跳ね躍りたる魚ぞ可笑しき
平成二十六年十月一日
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秋高くして 秋水に秋空を見る ...
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一面の闇聳えたる枕辺に 空切る手こそ 仄見えましか
平成二十六年九月二十三日
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「もしかすると仄見えるだろう」...
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隔たりて 銀河横たふ樹々の間に 浮きたる我は暁の月
平成二十六年九月二十二日
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浮雲も此の山と斉しからず 山靄...
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卒塔婆の乱れ立ちたる塚囲み 鬼ども踏みつ 深き叢
平成二十六年九月二十一日
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年老いて 我が深酒を妻愁ひ 友訝しむ 詩句こだはるを
平成二十六年九月十八日
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老病 光景を貪り 尋常 簾を下...
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