恣翁さん
のうた一覧
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寝穢き吾をなぶれるか 午後の陽の 障子を透す薄明りかな
令和五年四月十八日
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春の日に 杭に繋がれ ゆらゆらと 眠げに揺るる矢切の渡船
令和五年四月二十三日
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奥まりし敷石路に しっとりと 枝垂らしたる若柳かな
令和五年四月二十七日
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百姓の野良から帰る 美しき五月の夕に 楡芽吹きけり
令和五年五月二日
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生垣の卯の花の白 雨に濡れ 若葉の碧に鮮やかに映ゆ
令和五年五月七日
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烟るがに 雨脚につれ薄く濃く 変はる緑し 眺め飽かめや
令和五年五月三十日
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透き通るやうな あなたの顔ばせに あるかなきかの微笑みの浮く
令和五年六月十一日
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薄月の光を吸ひて 合歓の花 朧な夜に夢見るごとし
令和五年七月二日
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ぴちぴちと 躍り跳ねたる香魚こそ 水の匂ひを面に打ちけれ
令和五年七月二十二日
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見上ぐれば 眩しきまでに月近く 砂粒だにも見分けらるらし
令和五年八月一日
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後ろから照りつくる陽に 襟首の汗ばみ 天の悪意思ほゆ
令和五年八月十二日
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松明の光に 月は色褪せて うたてき空気 漆黒に尽く
令和五年八月十七日
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例年8月15日に開催される花脊...
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残照の雲を映して 鈍色の川 初秋に冷たく光る
令和五年八月二十九日
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遙けきを聴かむとすがに 犬頭を傾げて 息を凝らしたるらし
令和五年九月十三日
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二階なる 白きレースのカーテンの 懸かる窓より 「雨だれ」の漏る
令和五年九月十九日
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仄白く 倒れしままの秋桜の 乱離に咲ける場末の空地
令和五年九月二十六日
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高き天 研ぎつるごとく青ずみて 川ゆ吹く微風 膚に浸まゆ
令和五年十月二十六日
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赤々と焦げたる空を 飄々と 風音ばかり弥猛けるなり
令和五年十二月七日
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昨夜の雪 けふは消ぬとも 風花の いつか根雪となる日の来べき
令和五年十二月二十二日
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雪の音を聞きつつ迷ふ 思ふこと 言はぬが花と弁ふべきを
令和六年一月九日
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思ふこと いはでぞただにや...
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