恣翁さん
のうた一覧
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雨催ひ 雲去りがたく 見え隠れしつつ 無数の帆寄せ来たり
平成二十七年八月二十日
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江北の秋陰 一半開き 暁雲 雨...
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黄葉にしがみ付きては やかましく鳴く病蝉に 秋来ぬと知る
平成二十七年九月三日
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・・・・・ 一燈 明滅 秋牀を...
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浸水に 裳裾を捲り行く女の 露なるかな 白き太腿
平成二十七年九月三十日
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先頃の大雨の報道写真をインター...
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日射しのみ吸ひ込み 腹し膨らませ 行き倒れたる飢餓の子供ら
平成二十七年十月二日
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日の光 腹の底まで吸ひ込んで 骨...
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青空を今日見られしかば 死刑囚や 煉瓦塀仰ぎ ホッとしたるらむ
平成二十七年十月二十四日
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煉瓦塀を仰げば 青い青い空 殺人...
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鏡見て 白雪姫の継母は 「吾ゆ優れしは皆死ね。」と願ふ
平成二十七年十月二十一日
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自分より優れた者が 皆死ねばいゝ...
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曲江に 炊煙細くたなびきて 枯れし荷葉の 泥の上に折る
平成二十七年十月二十五日
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斜煙縷々として 鷺鷥棲み 藕葉...
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鋤鍋に 糸蒟蒻ぞ 炎天の蚯蚓のごとく 焦げて残れる
平成二十七年十二月十二日
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束の間の仮初め臥しに 君見しを 夢とけしなく思ひ初めけむ
平成二十七年十二月二十五日
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うたたねに 恋しき人を見てし...
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風鈴の舌に 襟足舐められて 年増は上気せし顔背く
平成二十八年一月十四日
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お返しした歌に返歌をいただきま...
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せせらぎの段落ちゆ 飛ぶしぶきだに 菜種の花の黄を薄め得じ
平成二十八年三月二十日
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中空に揺るる海市は 幻術に浮く ガンダルヴァの神殿とかや
平成二十八年三月二十五日
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舟繋ぐ古き祠に 雲垂れて 花盛りの樹下 潮満つるを看る
平成二十八年四月三日
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春陰 野に垂れて草青々たり 時...
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何処かの森に 天人落ちてけむ 春の日中は しんとしながら
平成二十八年五月一日
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天人が どこかの森に落ち...
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雨に沈む鉄路 冷たく底光り 入り江のごとく湾曲したり
平成二十八年五月三十日
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潮含む風は 黄に染む麦の上の 真白き蝶を 物憂く嬲る
平成二十八年五月三十一日
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欄に凭り 目交ひを降る雨に 独り聞きけり 山鶉鳴くを
平成二十八年六月十九日
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危峰 高く瞰る 楚江の干 ・・...
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始まらむ 夜の仕事の呪ひに ネブタ流すなり 居眠らぬがね
平成二十八年七月十九日
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欄ゆ臨める水に 月映り 蓮咲きたり 夢見るごとく
平成二十八年七月二十日
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居庸関 鋳鉄の門 空に聳え 開扉の朝に 虎豹臥すなり
平成二十八年七月二十六日
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居庸関 山 蒼々たり 関南 暑...
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