恣翁さん
のうた一覧
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秋立つも 高き陽 部屋に入り込みて 残暑の未だ去りやらぬ夕
令和二年八月十八日
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PCのキーボードが毀れ、入力す...
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ぼんやりと 全てを包み込むやうに 春は 雨さへやさしかりけり
令和三年四月四日
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草の上に落ちて 露帯ぶ瑠璃色の桐の花こそ 手に取りて観め
令和三年五月六日
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午後の陽に 円き影のみ落としつつ 要垣の露路 往く日傘かな
令和三年五月二十九日
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硝子戸を開け放したるヴェランダに 薄明かく 夏の夕べ暮れずも
令和三年六月十日
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苦き茶の 幽かな甘味を味はひぬ 淹れし嫗の微笑とともに
令和三年七月十七日
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苔むせる築石の間 暗くして 顔覗かする羊歯 そこかしこ
令和三年九月八日
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透明な夜気を昇りて 銀漢は 巨人の深き溜息なるべし
令和三年十月七日
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悲しびを帯びて陽の落ち 大地こそ 物思ひにし沈みたりけれ
令和三年十一月七日
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シベリアの落日
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袖に手を入れたるままに 慣らひとて机に向かふ冬の夜かな
令和三年十二月二十一日
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遠く打つ除夜の鐘こそ 夜気揺らし 新たな歳を羽搏かすらめ
令和四年一月一日
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逝きし子を偲ばするまで寒き夜 灯りに独り書を展げたり
令和四年一月二十日
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常よりも キエフの春は遠くとも 雪消の雨ぞ きっと降るべき
令和四年三月十五日
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梅雨空の いぶせきまでに低かるを かすめて飛べる燕かな
令和四年六月十八日
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頽廃の沼に夢見る根無し草 もやしのやうな花をつけけり
令和四年六月二十一日
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梅花藻の花は 葉蔭に静けしく 夢を見るがに頷けるかも
令和四年六月二十七日
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所在なき暮らしに倦みて 貝殻に耳を当て 聴く遠き海鳴り
令和四年七月三日
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愛犬の耳斬りてみぬ あはれ...
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石庭の砂 降るだけの雨吸ふを 濡れにけりとも 絶えて見えずも
令和四年七月十四日
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早々と昇れる月は 火の球のごとくに 丘の上に懸かれり
令和四年八月十一日
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庭ゆ吹く風は 客間に忍び入り 軒の風鈴咽び鳴らせり
令和四年八月十四日
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