佐々一竹さん
のうた一覧
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ひげ剃りの淡き香を纏わせていつもの朝のいつもの電車
平成二十二年一月八日
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ひとりではさびしいけれどふたりだとうっとうしいと思う夕べだ
平成二十二年一月十三日
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夢うつつ君の移り香残りいてはかなき瞬間をなごり惜しまん
平成二十二年一月二十八日
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石畳かそけき雨に濡れそぼる神楽坂下樟が立つ
平成二十二年三月三十日
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鉄橋を呻らせながら渡りゆく阪神電車は今朝も変わらず
平成二十二年四月八日
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熟れすぎたトマトをそっと食卓に倦怠期とはそういうものだ
平成二十二年四月十一日
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たそがれてたちがれた末たちあがれ滅びる前のさまよえる様
平成二十二年四月十三日
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そよ風が鳴らすぼくらの手風琴つばくろ一羽円弧を描き
平成二十二年四月二十日
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傘をさし自転車を漕ぐおっさんも女子高生もなべて等しく
平成二十二年四月二十七日
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黄昏の空を健気に泳ぎたる仕舞い損ねた鯉のぼりたち
平成二十二年五月一日
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五月雨るる放置自転車錆びはじめ主の元へ還ることなし
平成二十二年七月七日
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人知れず広辞苑から消え去りて使用者ありや架電という語
平成二十二年七月二十七日
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ついている時は得てしてこんなもの移動中のみ雨降り止まず
平成二十二年八月十三日
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あきらめているわけじゃない。サボテンは水を求めて今もさまよう
平成二十三年一月二十七日
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住むならば暖色系の町がいい野菜スープが冷めぬ程度の
平成二十三年二月四日
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近くしか見ない大人になっている芥子粒ほどの夢を拾えば
平成二十四年一月十七日
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シュレッダーにかけてしまえば楽なのにあなたの過去とぼくの未来と
平成二十四年一月三十日
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書きたいと思ったことを書けばいい静かに羽をたたむ如月
平成二十四年二月一日
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春浅し甘藍畑に眠りたる白き魂かたく閉ざして
平成二十四年二月二十日
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選ばれるために生きてる訳じゃない熱い煎茶を少しずつ飲む
平成二十四年八月八日
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