佐々一竹さん
のうた一覧
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公園の街灯めがけ白蛾舞う平和な夜に胸なでおろす
平成二十一年八月二十一日
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散り散りになって路傍に舞い上がる夕刊フジの巨きな活字
平成二十一年八月二十三日
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序破急のリズムで波が押し寄せる関屋海岸にぎわいし夏
平成二十一年八月二十七日
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ライバルは己が影だと公言し前だけを見る真の勝負師
平成二十一年八月二十八日
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雨つづくことを伝える予報士の眉間かすかに皺生まれたり
平成二十一年八月二十九日
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眠れない日々が続けば見えてくる眠れなくても大丈夫だと
平成二十一年九月八日
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特売の葡萄が黒く翳なしてひとたちは皆過ぎ行くのみに
平成二十一年九月三十日
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京橋に環状線がすべりこむ颱風前の雨は不気味に
平成二十一年十月七日
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七人が並んで座る電車にて六人までが寝る朝七時
平成二十一年十月十四日
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見た目とは違う上司に面食らう艶めいている柿は渋柿
平成二十一年十月十五日
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絶え間なく時計は動く戻ることのできない道を歩みながらも
平成二十一年十月二十九日
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タグボート鏡のごとき海を進む平和な午後の象徴として
平成二十一年十一月三日
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本当に苦しい時は血も反吐もなんにも吐けずたたずむばかり
平成二十一年十一月十七日
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ひと月の半分ほどが出張ぞ住民票はどこにすべきか
平成二十一年十一月十九日
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号外が舞う街なかに背を向けてあなたの声を待ち続けいる
平成二十一年十二月九日
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石貫の頑固親父が立ちまわる昭和は遠くなりにけるかも
平成二十一年十二月九日
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下町の石屋、石貫の頑固な親父を主...
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薄紅の薔薇を一輪挿しに入れ君の手紙を待つ日曜日
平成二十一年十二月十五日
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連日の忘年会で本当に忘れたいのは奴の存在
平成二十一年十二月二十三日
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思い出せペレストロイカの声を受け崩れた壁が厚かったこと
平成二十二年一月六日
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ゆるぎなき屹立を解く濃紺の波濤を越えて凪ぐ昼下がり
平成二十二年一月二十八日
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