佐々一竹さん
のうた一覧
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鉄路果て海とのはざま門司港という名の駅舎たたずみにけり
平成二十一年七月三日
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樅の木の立ちたる儘に時は過ぎ青根温泉我を温めり
平成二十一年七月六日
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山あいの凍える如く深き夜に仏法僧が鳴きわたりたり
平成二十一年七月九日
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雑踏の彼方流るる発車ベルその行き先は何処なのだろう
平成二十一年七月十日
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挽きたてのコーヒー豆の香が溢れ心おきなく独り占めする
平成二十一年七月十三日
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金筋が二本入った制帽を軽く整え駅長の午後
平成二十一年七月十六日
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つきかけた嘘を喉に押しこんで明日の天気の話をしよう
平成二十一年七月二十一日
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傷ついた雲雀は空に戻れないかつての空を夢見て眠れ
平成二十一年七月二十二日
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すべて夢きのうの蝕も君の掌の上で踊った妖精たちも
平成二十一年七月二十四日
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躊躇いの毎日だから行き先も出立の日もまだ決まらない
平成二十一年七月二十六日
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即興で曲を仕上げてピアノ弾く昼の花火のようなひととき
平成二十一年七月二十九日
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自らの宣伝なんておこがまし評価は後からついて来るもの
平成二十一年八月二日
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枇杷の葉を微熱の額に貼りつける自己治癒力を信じたい夜
平成二十一年八月二日
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カルピスを自販機で買う世代から何かが欠けた親と子の仲
平成二十一年八月四日
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あかね雲 錆びた鉄粉 この町に見切りをつけた若者の声
平成二十一年八月五日
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贈る側、受け取る側も建て前で花束だけがかわいそうです
平成二十一年八月七日
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壊される過程のビルの現場にて椅子が一脚投げ出されおり
平成二十一年八月十一日
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パパイヤが熟れゆくごとく我が家庭甘き香りに満ち溢れゆく
平成二十一年八月十六日
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見ず知らずの町で迷子になったなら何はさておきバス追いかける
平成二十一年八月十六日
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濡れ髪からカルキの匂いほんのりとプールサイドにあなたの笑顔
平成二十一年八月十六日
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