北窓さん
のうた一覧
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憎しみに近い気持ちがひたひたと水位をあげていつか溺れる
平成三十年十月二十日
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正解が欲しいのかさえ分からない墓にそなえる花を買つてる
令和二年六月七日
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まだ来ない電話を待って秋が立つ目じりの下の肌のつっぱる
平成二十八年八月七日
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通い慣れはじめかけてた病院へつづく国道沿いの向日葵
平成二十八年八月十七日
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春の虚夏に腐りて秋憂ふすべてが終はる冬を待つてる
平成二十八年十月十四日
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ぼんやりと自分のよわさに目をそらしだるいつらいと冬がはじまる
平成二十八年十一月八日
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もう二度と灯はつかない部屋の窓バカみたいだね今日もまた見る
平成二十八年十二月二十八日
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つい量る己がつらさの相対値「不毛かよ」と吐き捨てて月
平成二十九年九月一日
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けふもまたつらつらつらいとつぶやゐてただしさにただつぶされてゐる
平成二十九年十月二十六日
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立冬の朝日に眩む墓のまえ何もできない何もしてない
平成二十九年十一月七日
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出勤の途中立ち寄る朝の墓冷たい水にぶつくさと云ひ
平成二十九年十二月八日
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かちこちと花も蛇口も凍りつきやれやれとんだ墓参りだわ
平成三十年二月八日
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ただ暗い洞が私の中にあって春だからなと見ない振りする
平成三十年四月三日
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一日で「悲しい」「怖い」「嫌悪する」こころぐるぐるつらい立冬
平成三十年十一月七日
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もしそこに私がいればできたこと考えている傲慢に唾
平成三十一年三月十二日
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わたくしの無価値をてらす春光くらむばかりで立ちつくしてる
平成三十一年四月十四日
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屋根叩く雨の音を聞く休日にまたぞろ浮かぶ悲しみの痕
令和二年五月十六日
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言い訳の役に立つから抱えてるつらさですかと疑ぐりの自己
令和二年八月三日
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文具でも凶器でもある鉛筆の削りかす捨つ上司のデスク
平成二十一年七月十六日
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初出:平成21年6月15日
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夏の背を百合と見送る坂の上「私は君が嫌ひだつたよ」
平成二十六年九月一日
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