橘さん
のうた一覧
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枯れゆきし枝を支柱に絡めつけ芯まで赤らむアイコトマトは
令和三年八月三十日
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「このこは皮がしっかりしてる」 ...
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この夏は有耶無耶のうちに過ぎ去るも残る暑さの厳しさ同じ
令和三年九月六日
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興味の引かれる事が全然なかったひ...
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ぎこちなき所作と笑われ袖を持ち打つ真似すれば色っぽしと笑う
令和三年九月二十七日
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なんせと洋服よりはいろいろ動作に...
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着朽葉に映える街並み古都の色黄昏時はまして美し
令和三年十月十四日
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そんな中をお先に失礼~♬
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今日よりも明日の楽しみあればこそ今を生きてく原動力となり
令和三年十一月六日
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予約してとりあえず明日はご飯食べ...
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温かく顔にまつわる湯気の香は優しく甘い夜のカフェオレ
令和三年十一月二十七日
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自分でコーヒーを入れ牛乳で割りま...
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主人なき眷属あわれ棄て去られ何処で滅びる身とも知られず
令和三年十二月四日
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援護射撃はもういらないって......
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壮大な自然を愛し野生を識り己の身をもクマに捧げて
令和三年十二月七日
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何の関連でかある有名な写真家の、...
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腕抜きし歯ブラシ楊枝メンボウを総動員してさぁ家磨き
令和三年十二月十六日
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きれいになった部屋の窓辺に赤のシ...
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蒼ざめた顔に生気を華やぎを濃い目の口紅念入りに引く
令和二年十二月二十二日
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マスクするから出勤時は口紅は塗ら...
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参詣の青い眼も不思議げに鈴の緒触れぬ幸先詣で
令和二年十二月二十九日
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和服の祖母と二人。 見慣れてい...
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過密避けそれに慣れしかいつの間に人多くあれば尻込みをする
令和二年十二月三十日
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そんな自分の変化にちょっと驚き、...
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稼働する社会の波が心地よく感じる時が休み明けとは
令和三年一月四日
10
休暇前は嬉しくて、すぐに退屈にな...
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結婚をするか未婚を通すのか二者択一に悩むこの頃
令和三年二月十二日
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知人に「半年で離婚した」というの...
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北山の杉の木立の雪景色寒いが為に美しさ増す
令和三年二月十八日
10
ゆっくり車で走り抜けただけですが...
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送られて玄関でれば風強く身体縮めて去る東山
令和三年二月二十四日
10
実家からアパートへ。 なんかす...
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見下ろせば防犯灯の白光に静まる花芽の張りし桜木
令和三年三月二日
10
木によって微妙に違うみたいですけ...
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雲の下時間変わりの空模様ものともせずに春を目指して
令和三年三月二十四日
10
ひとかたまりの雲の下をずっと走っ...
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憧れのきれっぱし抱え十五年ジューンブライドにまだ拘りぬ
令和三年三月二十五日
10
友達の中の誰かが言った「六月の花...
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隣室の人も今日から新顔かビジネススーツで颯爽とゆく
令和三年四月一日
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引っ越ししてきたらしい事は知って...
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