橘さん
のうた一覧
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カラフルな歩道の上に背を当ててその眼に何を映す落ち蝉
令和三年八月九日
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モデルハウスの前のインターロッキ...
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抜け殻のままにとまりて黙したるあらわな蝉の過去の生き様
令和三年八月二十八日
12
調べればもっと脱皮する虫はいるの...
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制服を脱ぐと同時に立ち帰る自分の顔を楽しく眺む
令和三年九月九日
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その日どんな事があったってみんな...
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秋冷と呼ぶにふさわし今朝の秋羽毛の掛布足で引き寄せ
令和三年九月十六日
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オールシーズン、ベッドカバーの下...
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結婚は彩り豊かな紡ぎもの信じて二人織りあげてゆく
令和三年十月二十二日
12
だとかも言います。 相手が違え...
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予防線おのれはしっかり張りながら他のプライバシー犯して恥じず
令和三年十月三十日
12
いるのね。
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詠うにも言の葉知らずメンヘラは人の歌にて意思表示かな
令和三年十二月七日
12
wwwww
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なんとなく季節外れのアクアリュウムに生きているよと金魚寄り来る
令和三年十二月十四日
12
お掃除したては綺麗で水草のグリー...
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しょうもない私はしょうもないなりに悩みの中に今日も生きてる
令和三年十二月二十三日
12
明日も多分
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世の中を同じ生きるに憚らず人は踏み台人は梯子と
令和三年十二月二十五日
12
人の足を引っ張るより踏み台にして...
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雪化粧に色直しして年末の景色は古都を美しく変え
令和三年十二月二十七日
12
四方の山々が綺麗に薄化粧していて...
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読み継げば読み継ぐほどの楽しさに時を忘れてまたも読み継ぐ
令和二年十一月二十四日
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沢山の歌人さんの歌を時間の許す限...
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日差しする町屋の路地に一日中夏をひきずる朝顔の青
令和二年十二月二日
11
桃さんとこ朝顔は終わったの。 ...
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檜葉の上いかつき顔の睨み鯛これにも祈る厄疫祓えと
令和三年一月二日
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威風堂々の毎年の飾りつけは、何日...
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帰社の為どんより空の下を行くランチの残りのサンド片手に
令和三年二月一日
11
事務処理とあと幾つか用事が終われ...
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メンヘラの特徴いくつか照合しそれらしきキャラ見ながら嘲う
令和三年二月五日
11
自分の友達なら、それでもうまく付...
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物音のしない通りをスムースに祝日朝の単独出勤
令和三年二月二十三日
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なんの物音もない町と通りに車をす...
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丹精の菜園に出てシロナ採る美味しい食べ方祖母に訊ねつ
令和三年二月二十四日
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怖い虫がいそうで苦手だけど、寒い...
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宛てのないドライブコースは彼任せ見知らぬ道を百倍楽しく
令和三年三月一日
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ちょっと恥ずかしいけど「短歌よん...
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停まらずに流れる歴史は繰り返す触れ合う事が讃えられるよう
令和三年三月九日
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またいずれはそんな風に変化してい...
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