山本克夫さん
のうた一覧
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たくさんのしあわせ のようなものが追い越してゆくのが見えるわ 深夜
平成二十二年九月十八日
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カンボジアからの留学生のこの街の足の下には憎しみがない
平成二十二年九月二十六日
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永遠の翼のようなふりをして飛び立つための理由をさがす
平成二十三年一月八日
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手にしたら風の書籍のようで指先をすり抜けてゆく言葉たち
平成二十三年一月三十日
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雪晴れの名も無き白をあつめては仔猫のような名前をつける
平成二十三年二月十日
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雪かきを終えてわたしはスコップと未来のような春を待ちゐる
平成二十三年二月十二日
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水道水、水道水 海だった頃の静寂を喉の渇きに教えておくれ
平成二十三年二月十七日
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理由わからないまま海泣いている誰も嫌いになったりしないよ
平成二十三年四月十七日
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雨の日がすきな理由は雨音がすべてゆるしてくれそうだから
平成二十年十二月十七日
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そらからのなげきのやうに傲慢なわたくしにふりそそぐ酸性雨
平成二十年十二月十八日
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雨がふる日のかたはらに傘はなく 夏のどこかにわすれてきたのだ
平成二十年十二月二十一日
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もう少し言葉がほしい鋭敏なうさぎの耳で待ちわびています
平成二十一年一月四日
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不確かな沈黙のおとずれた砂漠の街に少女は何を祈るのでしょう
平成二十一年一月二十四日
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世界地図のシートひろげて食べるお弁当 あら、大平洋に落ちる卵焼き
平成二十一年四月二十七日
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勢いは徐々にましてゆく雨の中にぬぐっても仕方ない涙
平成二十一年五月十二日
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生き急ぐひとの心臓になりかわりゆっくりとまわりだす観覧車
平成二十一年五月二十日
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なんとなく意味をつくってしまう教会の跡地に咲いた一輪の花
平成二十一年六月十日
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ラの音をくちびるに触れやわらかな月の光にかがやく音叉
平成二十一年六月二十一日
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泣いているさみしい動物に雨上がりの夕虹ハンカチをさしだす
平成二十一年六月二十一日
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ほんとうの夏までの距離を忘れないように全速力で走る自転車
平成二十一年六月二十六日
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