うすべにさん
のうた一覧
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秋たてば夕陽みおくる里山の 影をどよもす法師の声明
令和五年八月二十七日
11
夕方,散歩していて里山の近くまで...
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もう蝉の声もきかない里山に 夏のふりしてわき上がる雲
令和五年九月三日
11
今日も暑いですねえ.昼間に鳴く蝉...
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金色に変わりはじめた稲の穂の 重さにゆっくりうねる田の波
令和五年九月十二日
11
収穫ですね.初夏の頃の青田波とは...
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暑くても秋のけはいの風ふけば 鮮やかさ増す夕焼けの色
令和五年九月十六日
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夕焼けが透きとおってきて,色もき...
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鐘の鳴るつるべおとしをなぐさめる 黄色ふかめる上弦の月
令和五年九月二十五日
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暗くなるのが早くなりましたね.こ...
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空に波 月をおよがすうろこ雲かわくまつむしかろやかに鳴く
令和五年九月二十六日
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昼間はまだけっこう暑いですね.け...
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散り敷いて径をいろどる秋の藤 たけだけしさを隠すむらさき
令和五年九月二十八日
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クズはすごいですね.樹におおいか...
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夕暮れのさみしさしずむ花の白 肌にしんみりまだ止まぬ雨
令和五年十月九日
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冷たい雨ですね.昼間から暗くて,...
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実の赤を葉ににじませて青い空 秋をたのしむ並木ゆく人
令和五年十月十二日
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小さな赤い実が鮮やかです.冷えて...
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雨去って羽織るいちまい閉める窓 カーディガンから去年の冬の香
令和五年十月二十日
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雨がやんで,肌寒くなりました.風...
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しっとりと街をぬらして行きすぎる 時雨のあとの蒼さます月
令和五年十月二十五日
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雨が降って,急に寒くなりました....
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夕暮れのひどい嵐ものちの月 知らぬ顔してさえざえ光る
令和五年十月二十七日
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夕方の雨と風はすごかった…けど,...
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見あげても樹のかげ見えず いたずらな風がはこんだ大きな落ち葉
令和五年十一月三日
11
周りを見ても樹は見当たらないのに...
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肌寒い朝をすごして 長袖と半袖まよう一時の陽ざし
令和五年十一月四日
11
着るものに困ってしまう.もう11...
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散りいそぐ葉桜たたくぬれ落ち葉 つめたい雨の連れてくる冬
令和五年十一月十日
11
雨が降るとしんみり寒いですね.け...
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暑かった夏に疲れて風の樹の 色づきもせず枯れて散りゆく
令和五年十一月十六日
11
今年の奈良の紅葉はだめみたい.夏...
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北風に薄まる夕焼け冬の色 鍋がこいしい白菜切る音
令和五年十一月十八日
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さっむー…けど,来週はまた暖かい...
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紅一葉 流れるさきのしがらみのからくれないにはなやぐ錦
令和五年十一月二十七日
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散ったカエデの浮く川の美しさも格...
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炊きたてのむかごごはんの懐かしく ねばる自然薯しょうゆの香り
令和五年十一月二十九日
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自然薯ってなつかしいです.いつも...
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もがりぶえ ほそい小枝にしがみつく葉とみまがうもひとひらの蝶
令和五年十二月十日
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蝶の成虫はどこで冬越しするんでし...
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