うすべにさん
のうた一覧
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御仏に合わす手の指しわ深く 経る年つもる祖母の横顔
令和二年一月四日
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薬師さまを拝む祖母を横から眺めて...
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散り落ちて愛宕おろしに寒椿 真冬の長い影を転がす
令和二年一月二十日
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今日は風が強くて,地面に落ちた椿...
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背を向けたきみの言葉がやさしくて 凍てつく夜にさくら散る夢
令和二年二月十日
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まだ咲くのはずっと先なのに,散る...
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ひとときの雨がのこした水たまり 所在なさげに青空うつす
令和二年二月十三日
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朝,雨が止んで,天気予報はくもり...
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小雪舞う 貨物列車の停車場の 明かりはセピア昭和のかおり
令和二年二月二十日
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電車の窓から,コンテナがたくさん...
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寒い朝 浅いかおりに見まわせば ふくらむ蕾がくすりと笑う
令和二年二月二十二日
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少し薫ってきたかな.うちには白い...
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青空に黄色を溶かす菜畑に 蜂の羽音の子守唄聞く
令和二年二月二十五日
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昼下がりの菜の花畑は,ミツバチが...
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顔だした土筆にぼうしそっとのせ 河津桜のうすべにひらり
令和二年三月十二日
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河津桜が散り始めました.次はいよ...
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春の雨 涙をためたさくら花 見る人もなくうぐいすの声
令和二年三月二十七日
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山のほうのサクラが咲き始めたけど...
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雨音のひとつひとつに描く輪の 池のおもてに浮く散り椿
令和二年三月二十八日
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雨降りですね.雨の丸い波紋の重な...
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花守りの見上げる枝に咲きのこる 桜いちりん風にほほえむ
令和二年四月十五日
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桜が毎年きれいに咲くのは,ちゃん...
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半袖の少女が走る風草の 土手のむこうに夏の横顔
令和二年五月十二日
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風草の伸びてきた川の土手を,小学...
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奥山のみどりを映すせせらぎの 水飲む鹿の眼にも木洩れ陽
令和二年五月三十一日
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奈良の鹿は,山奥で出会っても街中...
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水に落ち命のかぎりほの光る 流れ蛍の色のいとしさ
令和二年六月十六日
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交尾が終わると飛べなくなって,川...
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水煙の乙女の舞に魅せられた 傘さして読むきみの歌の碑
令和二年六月十八日
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KENさんのお歌を見て,ふと,会...
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引率の上級生は照れながら くまの模様の手作りマスク
令和二年七月五日
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朝,小学生のみんなは小さなマスク...
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長い雨 あじさいの葉にしがみつく 空蝉の眼になみだをためる
令和二年七月十五日
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長雨で,出てきた蝉の抜け殻にもし...
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色褪せた昔の夏の夕暮れの 影絵の中に居場所を探す
令和二年八月五日
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夏はやっぱり子供の頃を思い出すの...
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むらさきの夕餉の煙ほのにおう もう帰りなとひぐらしが鳴く
令和二年八月六日
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あたしの田舎には,まだへっついさ...
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軍服が窮屈そうな若い祖父 セピアに褪せて語り始める
令和二年八月十五日
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古いアルバムにある若い頃の祖父の...
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