ひよこ豆さん
のうた一覧
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夕暮れに網戸通りし秋風がひとつちりんと風鈴鳴らす
平成三十年八月五日
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真夜中にうたた寝すれば覚えなきアラームの鳴る午前一時に
平成三十年八月十八日
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疲れてたし無意識にアラームかけて...
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柿色の夕焼け雲を引っ張りて飛行機雲は夜に隠れる
平成三十年八月二十日
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オレンジの夕焼けから飛び出した飛...
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雨の止むその時ねらい虫たちが月を探して唄いはじめる
平成三十年九月九日
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激しい雨の音が静かになり、虫の声...
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朝方に子が寝落ちするリビングで毛布掛け居り静かな時間
平成三十年十月一日
18
しょうがないなと思いつつ、なぜか...
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下に居てたわわに実る赤い実を見上げるリンゴ寂しくひとつ
平成三十年十月十五日
18
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言の葉が後方二回宙返り着地ふらつき戸惑い隠せず
平成三十年十月十九日
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違う意味に受け止められて焦ること...
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川風にススキ仲良く一斉におなじとこ見て身体を揺らす
平成三十年十月二十八日
18
信号待ちで癒されました
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せわしない川の流れに逆らわず揺られて行くも楽しからずや
平成三十年十一月十八日
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飾られた小さなそりの上に乗る雪とサンタと過ぎ去りし日々
平成三十年十一月十八日
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小さなサンタの乗った連結されたソ...
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昼中の小さな雨は優しくてホッと息つきまた前を向く
平成三十年七月十二日
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夏の日の揃いし家族の笑顔観るまだ苦しくて映像止める
平成三十年七月九日
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夫が亡くなってから3度目の夏を迎...
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早朝に昨夜に詠んだ歌をみる稚拙な歌に消したくなって
平成三十年七月十五日
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春に初めて歌集に触れて歌を始めま...
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小風吹き枝を揺すぶる栗の木の葉上の青きイガも揺れ居り
平成三十年七月三十一日
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たどたどと葉上を動く芋虫は葉の上を舞う揚羽に焦がれ
平成三十年八月二日
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雨の夜は月の光も見えなくて嘆く窓辺に隣家の灯り
平成三十年八月三十日
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隣家の灯りにほっとする。雨のせい...
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秋の田の黄金に実る稲のうえ雀が仲良くお食事中か
平成三十年八月二十七日
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緑の稲の周りにはいないのに、実っ...
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威勢良く底引き網の解禁日 艶々甘エビたまらず購入
平成三十年九月三日
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たくさんの新鮮な魚が並ぶ中、大好...
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つやつやと光る雫を纏う樹を窓より見上ぐ今日のはじまり
平成三十年九月十一日
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温かな命の重みどっしりと膝に感じて身動きとれず
平成三十年九月十九日
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重たい
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