可不可さん
のうた一覧
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樹々の彩うつろふ様と似てゐても 再びは無い人の訣れも
平成三十年十一月二十一日
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思ひ出も無い・・・
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昨日までマフラー巻いてた首すぢを 今日なまぬるい風がくすぐる
平成三十一年三月十七日
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猫さんへ・・・
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少しくらゐ火照っても花の彩に勝てやしない 君の隣り
平成三十一年四月九日
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花筏どこまで流れ下るやら 波うちぎはに桜貝とか
平成三十一年四月十四日
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この星を離れ漂ひ拾ったの 昔わたしが書いた短冊
令和元年七月六日
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暑いほど翼ひろげる青空が冬の鳥籠から解き放たれて
令和二年二月二十三日
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見送りたい先輩なんて居なかった 花びらだけ散る散る散る散る
令和二年四月十一日
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今年はゴールもスタートもだらだら...
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メールより私の声が聞きたくて スマホ鳴ったら嬉しい 一日
令和二年四月二十七日
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寂しいって気持ちは薄いけどね・・...
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猫パンチってグゥかしらパァかしら 恋の奈落へKOしたい
令和二年五月四日
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「シャ~」って鳴きだすと危ないわ...
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今さらに呼びとめた事くやまれて 命たち斬る刃こぼれの痕
平成三十年七月九日
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源平もどき②
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泳いで泳いで 泳ぎ疲れて仰むいて 二度と帰らない離岸流まつ
平成三十年七月十七日
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どこか浜辺で私の骨片ひろふの父か...
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自然には意志は無くても 弱い者いぢめに見える颱風進路
平成三十年七月三十日
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東京は花火大会・・・
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青空の火の玉かっとばせ 暑気ばらひ 通天閣が金属バット
平成三十年八月五日
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けふ開幕・・・
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帰省は遠くなくても面白さう 観光ぢゃない日々の暮らし
平成三十年八月十三日
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私は居残り組・・・
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いつまでも明けない夜は無いなどと トンネル脱けた人から言づて
平成三十年八月十七日
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遠い出口・・・
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秋風に逆らってチャリ立ち漕ぎ ボディライン見せつけてやる
平成三十年九月二十三日
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やや暑さ戻る・・・
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くるくると包帯ほどいて消え去った日の包帯が「詠み人知らず」
平成三十年十月十五日
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R様へ・・・
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花の名も知らない癖に自分たちだけが華束と思ひこむ女子
平成三十年十月二十三日
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私も?
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途切れない真夏の恋もあるもんだ 自慢する程ふくらむ胸
平成三十年十月二十五日
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席近の恋話・・・
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手放すと二度と同じ物が無い 断捨離は両刃の剣
平成三十年十月二十九日
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やりすぎに見える事も・・・
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