詠み人知らずさん
のうた一覧
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許すまじあの夏の日を許すまじ夾竹桃は毒もて制す
平成三十年八月七日
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ああ許すまじ原爆を…三たび許すま...
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縄文の古代の食卓秋を盛る吉備路浪漫の柴栗たわわ
平成三十年八月二十三日
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今にきく、縄文人の主食であった柴...
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口惜しや赤穂三代五十年弥栄偲ばる石垣哀し
平成三十年八月二十六日
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赤穂城址に茂る夏草…少し枯れてい...
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携帯のメール踊るよ夏の朝二日酔いです笑顔も一緒
平成三十年九月三日
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うっかりか、故意か、はたまたその...
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柴栗の小枝の間に間にお月さまお願いだからこのままそっと
平成三十年九月二十八日
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宇宙開発が凄ましくなってきた昨今...
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やわらかく小さな小さな息づかい母さんさがして迷い子バッタ
平成三十年十月四日
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淡い黄緑色の小さな小さな迷い子バ...
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野を駆ける子馬のかたち変えながら吉備路秋雲牧場はカンバス
平成三十年十月六日
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吉備路の秋はことに味わい深いもの...
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柔らかき鎌振りあげて威嚇する可愛やかまきりわんぱく坊主
平成三十年十月八日
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自慢の鎌はまだまだやわらかいのに...
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隠し玉まるで煙幕張るように鬼ノ城終日独り隠れんぼ
平成三十年十月十日
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秋晴れはどこへやら、今日は終日曇...
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北風のあの贈りものかき集め庭木の根元に落ち葉の布団
平成三十年十二月十五日
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それぞれの樹木が寒くないようにと...
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ふと見れば一円玉の旅がらす落ち葉の茶屋でひと休みかな
平成三十年十二月十九日
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落ち葉坂道片隅に、北風に乗ってき...
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死後界はありやなしやと禅問答応えて曰く「糧にきす」と
平成三十年十二月二十二日
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天国地獄は、生きてる人間の想像に...
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よいしょっと勢いつけて立ち上がり言い訳半分少し負けん気
平成三十一年一月四日
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年…なのかな…ン?…たぶん! ...
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購買欲あおる心の隙間をつく高齢者向けに溢れる広告
平成三十一年一月十八日
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最近の新聞…毎日毎日入れ替わり立...
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福きたる初春狂言おくゆかし伝統芸能矜持を秘めて
平成三十一年一月二十四日
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かねてより楽しみにしていた野村萬...
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雪あかり夜来の雨の贈りものつむ雪あわ雪嫋やかに舞う
平成三十一年二月十一日
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何年ぶりだろう…雪明りの静かな朝...
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暖かな陽だまり揺らし春一番花たち虫たちみんな起きてね
平成三十一年二月二十日
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吉備路の春はもうそこまで! 塔...
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急坂はスイッチバックで登り降り転ばぬ先の杖と一緒に
平成三十一年三月十八日
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でこぼこ斜めの歩道もむろんだが、...
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気がつけば運動嫌いを盾にしてだらだらの終日反省しきり
平成三十一年四月四日
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気がつけば、もうお昼…みたいなダ...
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最低の投票率が招く罠自治の未来図描けるのだろうか
平成三十一年四月八日
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地方自治選挙…投票率の低さを嘆い...
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