煩悩さん
のうた一覧
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口呼吸は魚みたいだ鼻呼吸は鯨みたいだ息を殺せば虫けらみたいだ
平成三十一年三月十一日
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言の葉に艶を与えるその口の中でひととき水浴びをせん
令和元年六月九日
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さようなら水を求める象の群れ群れざる象が陽炎となる
令和元年六月十八日
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夏草に覆われているジャングルジムは空を忘れた熱気球である
令和元年八月一日
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太陽が消えてしまった銀河から光の速さで届く死の声
平成二十九年十二月六日
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十人のインディアンが答えました全員大きな声で「おれが正しい」と
平成二十九年十二月二十二日
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透明な海の郵便局から恥じらいが群れをなして送られていく
平成三十年一月八日
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新聞にこぼした紅茶てのひらのかたちに沁みて時事が消される
平成三十年一月十九日
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春風に雪虫たちが消える夜は双子のように肩寄せねむれ
平成三十年三月六日
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打ち水の手を止め敗れし少年野球団すぎるのを待つ
平成三十年四月五日
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かすみゆく我が夢のより我がこころはすこしはやくてきょう花曇り
平成三十年四月十四日
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友の死を目の当たりにして夜の百均で探し当てる黒いネクタイ
平成三十年六月四日
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約四十五度の最敬礼に見え隠れする卒業できない学生気分
平成三十年七月五日
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唐突にあなたは隕石を発症し燃え尽きえるだけの直線となる
平成三十年七月十二日
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開かなくなった喫茶店のドアノブを回すくらいの硬度の歯ブラシ
平成三十年七月二十二日
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海に散る羽根のわずかなる冬の装いに雪の如く白
平成三十年八月五日
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精一杯ひらいた手の平に落ちてくる隕石を埋める終戦の日
平成三十年八月二十日
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カタカタと郵便ポストが鳴っている壊れるまでのカウントダウン
平成三十年八月二十七日
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古代のカセットテープに残されていた縄文人の懐メロ
平成三十年九月十三日
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夕焼けが終わる頃に鳴きやんだ鳶が旋回している虹彩
平成三十年十月二十日
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