横井 信さん
のうた一覧
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いつまでも通行止の看板の向こうで揺れる木々のざわめき
令和元年五月十九日
13
工事がずっと続いてます。
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水無月のにわか雨にもゆったりと足をくすぐる柔らかな草
令和元年六月二日
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散歩に出ようとしたら雨が降り始め...
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吹き荒れて風は激しく鳴いていた朝にまぶしく輝く水面
令和元年六月十七日
13
朝、晴れると田んぼの水が揺れて綺...
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少しだけ窓を開ければため息も自由な風に連れられてゆく
令和元年六月十九日
13
暑さに身体が慣れずに。
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今日はもう机の本も読み終えて雨降りつづく日曜の午後
令和元年六月三十日
13
今年も半分が終わってしまいました...
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草むらを照すライトにやわらかくひかりを残し落ちる雨だれ
令和元年七月三日
13
今日も雨
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涼しげな風の調べを確かめて青田にのぞく白鷺の首
令和元年七月十一日
13
伸びてきた稲からちょこっとのぞく...
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週末の朝の小径の蜘蛛の巣に残るしずくは夢の切れ端
令和元年七月十二日
13
蜘蛛の巣がきれいに光って見える。
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令和でもやっぱり暑い八月は汗を拭きつつ踏み出す一歩
令和元年八月二日
13
なかなか暑くならなかったので、冷...
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夕暮れに手持ち花火へ火をつけて風にとけてく真夏の香り
令和元年八月十二日
13
久しぶりに手持ち花火をしました。...
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寝ころんだ窓から見える青空は容赦ないほど夏の輝き
令和元年八月三日
13
昼間は雲もなくて、綺麗な青空です...
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連休の予定を立てた立秋の夜風に混じる鈴虫の声
令和元年八月八日
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夜に歩いていると、どこかから、リ...
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食卓のいつもと同じ椅子だけどずっと働く休みの時期
令和元年八月十五日
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風が強くて一日中、部屋にいます。...
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真っ白に砂浜をやく太陽とサンゴの海に聞く鳥の声
令和元年八月十六日
13
夏の旅行中。知らない鳥の鳴き声が...
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暑かった日差しも少し傾いて旅の終わりの雑踏の中
令和元年八月十八日
13
楽しく旅行をした帰り道。近くの大...
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道端は夏の終わりの虫の声 駅に近づく二匹のトンボ
令和元年八月二十日
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久しぶりに朝の電車に乗りました。...
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もう夏の盛りは過ぎて届かない空を見上げる蝉のなきがら
令和元年八月二十二日
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昼間はまだ暑いですが、蝉は減って...
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消えてゆく真夏の熱を蓄えて実る果実の甘い誘惑
令和元年八月二十五日
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果物が美味しそう。
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稲を刈る草の香りにつつまれて夜はやさしく街灯に降る
令和元年八月二十七日
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何処かから草の香りが漂ってきて。...
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ひつじ雲見上げてそっと揺れているエノコログサの穂先に触れる
令和元年九月二日
13
実が落ちて軽やかに揺れています。...
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