KENさん
のうた一覧
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璢璃色に 染めよ咲けよと そよぐかも 初夏の風 立浪草に
令和三年四月二十二日
13
土手いっぱいに咲くタツナミソウを...
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地に芽吹く すべての命 洗ふのち 風に歸りぬ しろたへの雲
令和三年四月二十日
12
穀雨上がる後
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行く春に 雪と嘯き 逝く櫻 風と日照雨に 色霞ませて
令和三年四月十八日
14
日照雨に照らされて散るカスミザク...
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流されて 何の縁か この岸邊 細石に咲く あぶら菜の花
令和三年四月十七日
11
川岸に咲く菜の花を見てなんとなく...
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遲霜に 耐へて黄金の 木五倍子咲き 撓む千手に 笑みの滴る
令和三年四月十六日
13
キブシの花を見てなんとなく。。。...
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まだ熟れぬ 赤葡萄酒を 指先に 溢すかの如 かへるでの咲く
令和三年四月十四日
11
ヤマモミジの花を見てなんとなく。
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ほとばしる 紅垂れかな 吹く風を 落ちる垂水の 匂ひと見せて
令和三年四月七日
11
シダレザクラを見上げて なんと...
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青い鳥 いづこに鳴くと さまよへば 櫻散る散る 地に滿ちるかも
令和三年四月五日
13
小鳥達が啄み散らかした桜を。今日...
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西の果て 淨土遠しと 知らしめむ 櫻陰らせ たなびく黄砂
令和三年三月三十一日
10
遥か黄土高原、ゴビ、タクラマカン...
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うたた寢の 儚き夢の 色をして そぞろ零る陽を 寫す堅香子
令和三年三月三十日
11
カタクリの花、、、自分を山野草フ...
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春白昼 種浸け花に 隱れ鳴く 雲雀の歌も 霞みたなびき
令和三年三月十九日
12
穏やかな野辺。
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ほの覺ゆ よちよち歩く 堤かも 星の瞳の またたくこの日
令和三年三月十六日
12
歩き始めたばかりの頃の記憶、、、...
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叶はぬと 知るも織りたし 闌ける柄 藍染めの天 白梅映えて
令和三年三月十三日
13
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行く雲に 雪消を悟り その頬に 春写すかも 小道の佛
令和三年三月八日
13
3月尚奥羽山脈にはまだまだ雪が、...
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瀬の洗ふ 白き石かな 今朝の月 雪に変はれぬ 雨流る後
令和三年三月四日
11
3月3日の朝、通勤途中に見た有明...
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ふきのたう 噛めばほろほろ 思ひ出づ かの春この冬 あれこれと悔ふ
令和三年二月二十七日
14
ぽつりぽつりと出始めた蕗の薹をそ...
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東風吹ゐて 光蒔けども つくも神 種の蒔かれぬ 畑に錆びし
令和三年二月二十日
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耕作放棄地の片隅 錆びた耕運機。...
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雪の華 天地荒れて 輝きぬ 耐へて根をはる 木々の上枝に
令和三年二月十八日
11
寒くて辛いけどやっぱ冬が一番好き...
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雪雲の 切れて幽けき ペルセフォネ 遠き闇より 春は降るらし
令和三年二月十八日
12
乙女座 届く光が弱い為澄んだ夜か...
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雲間より 光こぼれて 福壽草 雪に燈りぬ ぽつりぽつりと
令和三年二月十一日
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2月9日、福島市のとあるお寺にて...
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