KENさん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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ま草刈る 闇の荒れ野の 不如歸 何を乞ふらむ 天の御船に
令和元年五月十八日
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かたぶきて ひのほえの色 つくよみの 聲滲むかな 夜半の川縁
令和元年五月十七日
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深夜 川面の奥に傾く月を。
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ますらをの 魂を呼ぶらむ 時鳥 山櫻吹く 山の砦に
令和元年五月十三日
12
母成峠、標高972m 慶応四...
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風薫り 鳥謳ふ奧 啜り泣く 林檎の花の 降り積む苫屋
令和元年五月五日
15
林檎の花の散る様は雪のようで。 ...
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討ち死にの 魂歸らむと 覺ゆほど 波波迦眩しき 山城の跡
平成三十一年四月二十九日
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飯坂大鳥城跡を。城の主、佐藤基治...
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散り殘る 櫻の花を 數へれば 葉陰に仄か 星も指折る
平成三十一年四月二十八日
16
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ひとひらと またひとひらと 山櫻 水面に寫る やまぶきの上
平成三十一年四月二十二日
19
お昼過ぎ見た風景を。 ...
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吾妻峰の 白雪浮かべ 落ちる月 何を語らむ 花吹く風に
平成三十一年四月二十一日
18
望月沈む夜明の空を。 「東の野...
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ぬばたまの 闇に儚き 花の燈を 手のひらに留め まなこにしまふ
平成三十一年四月十九日
19
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きのふより すずろに細く 風渡る 花降る朝の ひよどりの聲
平成三十一年四月十五日
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雨上がりの朝、そろそろ散りはじめ...
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木隱れに 春告げ鳥の 聲ひとつ 枯れ蔦からむ もののふの墓
平成三十一年四月十二日
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関ヶ原の戦の後、米沢へ転封となり...
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咲き誇る 櫻にすがる 淡雪の たまゆらの白 肩に幾粒
平成三十一年四月十一日
18
4月の積雪、、満開の桜に積もる雪...
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花滿ちる 木末の上の 星たちを 幾度幾度も 數へ直して
平成三十一年四月八日
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夕べまで 笑みを浮かべし 魂いづこ 風の止む朝 梅が枝に問ふ
平成三十一年四月七日
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みぞれ降る 水面に燃ゆる くれないの ほむら弔ふ 寒き春かな
平成三十一年四月四日
20
定点観測、山間の椿の古木を。 ...
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風に舞ふ うたかたの白 春の雪 ふふむ櫻に 傳ふ散り際
平成三十一年三月二十五日
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今朝は春の雪。。 ひと月後はこ...
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思ひ冴え 走る雨音 聽く夜半に 醒めて見る夢 散る花の夢
平成三十一年三月十一日
16
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みやこざさ 春の霙に 濡れ打たれ 凍え松陰 眞野川の岸
平成三十一年三月十日
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「陸奥の真野の草原遠けども面影に...
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枯れ草に 埋もれ哀しむ 棚田にて 誰を呼ぶかは 鳴き交ふ雀
平成三十一年三月八日
16
三年前、飯舘村の山里にて。雀は里...
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音も無く 花を呼ぶ雨 肩濡らす 春來る毎に 老い行く人の
平成三十一年三月一日
15
春の訪れは嬉しいがそのぶん年老い...
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