KENさん
のうた一覧
(カテゴリー:恋愛 並び替え:新着順)
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猶予ひぬ 月の明かりに をみなへし 夜一夜偲び 誰そ待つかは
令和三年八月二十六日
13
毎年恒例女郎花恋 一
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玉響に 心を揺らす 恋もかも つゆ知らぬ間に 杉過る風
令和三年八月二十一日
13
近所のお社にてふと思い浮かんだ歌...
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うち渡る 力この身に まだありや 瀬波いさよふ 思ひの岸邊
令和三年八月十七日
12
年重ねる毎に。 本歌 「梯...
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長雨に 水嵩愁ふか 鵲も 朔より五日 闇夜の逢瀬
令和三年八月十二日
7
立秋を過ぎて初の新月から七日後が...
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同じ夜を 願ひ過ごさむ 十七夜 雨に立ち待つ 夕の月草
令和三年七月二十七日
13
雨降りとツユクサを。 今夜は野...
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ひとくきに 五つ咲きたる 山の百合 五年悔ゐて 新た匂はむ
令和三年七月十八日
10
五年目の山百合
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相戀の 響きもどかし 溪の澪 夏の陽ばかり 滑に殘して
令和三年七月十三日
11
安達太良、湯川渓谷の沢登りを思い...
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緑蒸れ 姿虚ろの 忘れ草 錆びた鉄路で 吹かぬ風待つ
令和三年七月一日
14
ヤブカンゾウの季節。今年は線路脇...
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時を經て 影を寫さぬ 山の井の 深みを思へ その水底の
令和三年六月二十一日
13
先日立ち寄った安積釆女伝説残る公...
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ラベンダー 匂へるレシピ 探しをり 古きノオトを 風に委ねて
令和三年六月五日
12
「匂へる」としたのは天智七年5月...
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古る時を 甦らすや 黄の菖蒲 湿る風行き 袖ふる仕草
令和三年五月二十日
12
黄菖蒲を眺めて。植生を乱す厄介者...
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あかつきに 女神零さむ 酒しづく 五月の露を 結ぶアイリス
令和三年五月十六日
10
ギリシャ神話の女神の名を持つ花、...
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さをとめが 春惜しむ如 さみどりの 風 澪 渡り 畔にさざなみ
令和三年五月六日
13
今時田植えすんのはヂッチャンバッ...
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さす紅を ためらふ人の 藥指 日蔭に虚ろ からすのえんどう
令和三年四月二十七日
10
繁殖力大勢な野草ですけど日蔭にぽ...
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來る來ない 占ふ間合ひに 花散らせ 峠の桜 また一つ老う
令和三年四月十四日
10
ヒガンザクラにしてもソメイヨシノ...
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手巾を 差し出すやうに こぶし咲き 風に乾かぬ 心にふわり
令和三年四月七日
12
コブシの花を見上げてなんとなく。...
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燃えうつし 思い焼くかは くれないに 杉の木隠れ 椿は落ちて
令和三年三月二十七日
10
薄暗い杉木立に落ちる椿を見て。。...
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昨夜の夢 匂ひに殘す 梅斑雪 風よ吹くなと 思ひ染むとも
令和三年三月二十二日
13
散り落ちた梅を。。。。
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この春も 群雲吹かれ 流れ行く 近くて遠き あの浜辺へと
令和三年三月十日
9
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陽に淡き 小雪を追へば 消え敢へぬ 恋の色かも 野辺の繁縷
令和三年三月一日
15
数日前、小雪飛ぶ野辺にて。元歌は...
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