とはとさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
鐘楼を過ぎて打つ文字明々の思い咲かせて山下街並み
平成二十九年十二月二十五日
3
もっと見る
溶ける度汗と脂のあなた突く形卵の焼けた半ばで
平成三十年七月二十二日
3
もっと見る
茎だけを集め姿が陽に向かい巨してぶつかる塀の夕暮れ
平成三十年七月二十二日
3
もっと見る
ささのはと唱え動かし鳴る首の骨の心地が庭を描かせ
平成三十年七月二十六日
3
もっと見る
塗布が沁み苦味露わな夏の頃思い隠して蚊帳の眉根を
平成三十年七月二十七日
3
もっと見る
クリームの色を伸ばした肌捲りレモン色した下着があれば
平成三十年八月一日
3
もっと見る
紙幅引き詰める一人の奥行きと手首の鈴と血のりを洗い
平成三十年八月六日
3
もっと見る
挽く前の豆と遊びし交わす娘の身体に掛けた布と毛羽立ち
平成三十一年三月七日
3
もっと見る
暑気に蒸し仰ぎ見る月覆う手の幼き声にオヤと答えて
平成三十一年三月十日
3
もっと見る
用を足す犬と待つ昼風に飛ぶあれは下着と思う帰路あり
平成三十一年三月十日
3
もっと見る
包む身と帳が鈍く「私」を招き輝ける四肢口開く主
平成二十九年十月三十一日
2
もっと見る
舟底を啄む魚の背に沿わせ指が生む唄櫂の人乗せ
平成三十年一月九日
2
もっと見る
人を成す体液尽くし抜く色が表す者の乳を吸わずに
平成三十年八月五日
2
もっと見る
機器に飽き放り飛ばしてひらひらと桜舞い込みウソのついたち
平成三十一年三月七日
2
もっと見る
冷凍の海老を残した家を出て小雨連れてく話は長く
平成三十一年三月十二日
2
もっと見る
穴のある巣箱間に置き交わす舌を休ませ猫を遠ざけ
平成三十一年三月十五日
2
もっと見る
はしゃぐ子の傍に転がし梨の実の育ち手に取り綺麗に写し
平成三十一年三月十九日
2
もっと見る
束ね髪残る白紙に引く色の朝陽に消さず笑みをなじませ
平成三十一年三月二十四日
2
もっと見る
当て聞きの答え遠ざけ二人見る月に近しい住処温め
平成三十一年三月二十四日
2
もっと見る
背き日に名乗る仮名マリに似て丸く収まる言い訳食べて
平成三十一年三月十日
1
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
>>