とはとさん
のうた一覧
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「赤傘」と綴り待つ面向けず吹く雨に夕餉は家路急がせ
平成三十年一月二十八日
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腹探りあれば懐熱い夜の本音に青し貧筆に足し
平成三十年七月二十七日
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薄皮の残り見つけて縁側の土に捨てつつきみの口拭き
平成三十年七月二十八日
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くんくんとインク嗅ぐこの猫の身にひと文字合わず愛でる物忌み
平成三十年八月一日
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髪結わず裸婦で問われた乳房持ち吸えば煙りの燈見せつけ
平成三十年七月二十八日
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止むを待ち幹の大樹に寄りかかる背広姿が形容払い
平成三十年八月二日
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墨を溜め魚を泳がし時々と半紙捲る日習う日々延び
平成三十年八月六日
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吹き散らす滓を残して去る人の思い、報せと縦の旧名
令和元年七月十七日
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角笛を預け楽士が走らせる文字になる歌山響く故
平成二十九年十月十二日
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打ち痣を冷やす水捨て桶になり片す金槌小屋の入り口
平成二十九年十月十一日
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月衣替えに勤しむ畳間に爪を立てずに妻を語らう
平成二十九年十月十一日
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履き回す紐の靴から抜ける方形の足で踏んで曲がる子
平成二十九年十月十八日
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立ち戻り記す思いと辞書巡り宅の衣は熱と揚げられ
平成二十九年十月二十三日
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きょろきょろと首回す林道の此処人のワタクシ鳥のウソ鳴き
平成二十九年十月二十六日
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「歩闊歩闊」と瞼開きの昼日中正す原稿降りる馬車道
平成二十九年十月二十七日
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欠けら吐き餌を無くした空箱の匂い忘れた魚が還る
平成二十九年十一月十一日
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真向いの白が占め窓景に住み広げ絹引く枠と数枚
平成二十九年十一月十三日
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言にして先に遊ばせ軒下の溜まり打つ雨濡れず田に青
平成二十九年十一月二十五日
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咀嚼して浴びる陽の中果実なるみかん置く腹起床を描き
平成二十九年十二月九日
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迎合の果てに枯らした喉抱え震えぬ風の主役見送る
平成二十九年十二月十五日
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