とはとさん
のうた一覧
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訪ね来る何人応じ主人なく宙に筆先猫の盗み目
平成二十九年十一月二十一日
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糸ほぐし輝く様を風として瓦踏む鳥見つけ笑む人
平成二十九年十一月二十二日
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柄になく足せば可憐な絵を抱え夫人立つ庭木々と実に成る
平成二十九年十一月二十三日
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冷やかに底を戻して器に挿さる花弁重なる今日写す
平成二十九年十一月二十九日
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耳打ちと約する指の口は笑み摘む親子と菓子が甘くて
平成二十九年十一月二十七日
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靄に触れ朝を歩けば草々の間分け行く人馬の息
平成二十九年十一月三十日
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枝振りの先を見通し空に発つ小鳥揺らした巣箱の形
平成二十九年十二月四日
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石削る流れ清らか老いて知り川辺育ちの蛙見守る
平成二十九年十二月七日
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前脚を借りて遊ばす猫と子を囲い忙しく師走の返事
平成二十九年十二月八日
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蓋を閉じ見つめ物々動く序の語り朝陽の眼と遊ぶ
平成二十九年十二月十三日
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用を為し木箱片さず隅に在る羽の長さに測る日々毎
平成二十九年十二月十六日
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湯気と立つ妻の用事文字にして啜る白味噌麩ごと味見し
平成二十九年十二月二十二日
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長々と諳んじ台詞はたたら踏み掻いた頭の主役を起こす
平成二十九年十二月十七日
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さらさらに払う砂つけ岩に住む蜥蜴往く日の眼下を眺め
平成二十九年十二月二十三日
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舟に乗り櫂を突けば木の鳥の山谷目にし水墨流れ
平成二十九年十二月二十六日
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尾を取らず尻をなぞるか屏風絵の虎に組む腕若き歳打ち
平成二十九年十二月二十八日
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白々と動かし曇る冬に訊く淡い絵柄と人だけ結び
平成二十九年十二月三十日
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帳面に浸す墨の絵ふらふらと戯れ紙幅髭は辰とし
平成二十九年十二月三十一日
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木片で作る城屋根余る個の形見比べ学ぶ子姿
平成三十年一月四日
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鬼面剥ぎ嬉々と晒せば親に子の素は洗われ青々笑い
平成三十年一月十四日
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