とはとさん
のうた一覧
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水温と浸した皺の手の平で掴む器の目玉の肴
平成二十九年十月九日
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去る雨に釣られ遅刻の言い訳が飛び出す軒の下の先輩
平成二十九年十月十二日
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浅く取り拭けば机上の冷たさが映えさす器啜る面々
平成二十九年十月十七日
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もしゃもしゃと動かす口で呼べぬ名に進む描写は飽きず文鳥
平成二十九年十月二十一日
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半紙置き浸す畳間擦れるハネつづく墨魚と顔出す面
平成二十九年十月二十一日
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落とす目と捕らえ胡蝶の羽開き閉じて古風の鼻孔をこすり
平成二十九年十月二十二日
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鏡台の所作に送られ梳く髪の問いに溢れた応えを視て汲み
平成二十九年十月二十三日
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早鐘に畳む石々水が跳ね炭の手を取り描く街道
平成二十九年十月二十六日
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とんがりの影を熾して踊る興伏せた犬等と伸びる人身
平成二十九年十月三十日
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結ぶ目に整え息を吐くリズム岳と高まり地平に沈み
平成二十九年十月三十一日
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逆さまに進む世界の足の蜘蛛払う露消え下草の先
平成二十九年十一月二日
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直に塗り引き摺る色が顎で尽き仮面白色多き笑み顔
平成二十九年十一月三日
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肌の地に響く蹄の名の影と人が汲む水乾き無き土
平成二十九年十一月三日
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送風と紙が捲れて首筋の主人残して「紫煙」と書く手
平成二十九年十一月四日
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花留める金具外して梳いた娘の身振りに挟む栞の支度
平成二十九年十一月五日
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寝かせ耳聞かず丸まる胴の主猫のタマとて独楽は回らず
平成二十九年十一月九日
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居らぬ間に炒ればお喋り面々の鬼は役捨て豆が溢れる
平成二十九年十一月十日
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皺を生み掴む力に衣は云い笑う赤子に釣られ口角
平成二十九年十一月十四日
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稲を指し在り処輝く金色の山の下行く労わり共に
平成二十九年十一月十六日
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三様に浮かべ水面の葉が周りざわめく頃の脚と日和見
平成二十九年十一月十九日
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