とはとさん
のうた一覧
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疾く疾くと思い窄める口甘く君は指差す瓶のビー玉
平成二十九年十月二十四日
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ひび欠けて集め使役の指うさぎ覗く白身と茹でて脱ぐ房
平成二十九年十月二十二日
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穂に習い偏る視界端に住む風の人形概ねの顔
平成二十九年十月二十五日
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灯篭の一つ覗いて段を跳ぶ孫の蝶々と結ぶ約束
平成二十九年十月二十七日
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翅に訊き視ては学んで甕の水息を盗んで蜂の字の月
平成二十九年十月二十八日
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仕草真似取れない紐と重ね子の船の風行き写す日々生き
平成二十九年十一月五日
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丈高く見上げ摩ると霜が落ち粗々と樹皮吐く生の息
平成二十九年十一月四日
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よく晴れた月と明かりの雲梯の下で耳掻く時計の兎
平成二十九年十一月十七日
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玉石を戻し拭えば冬に吹く風と水面の私に触り
平成二十九年十二月三日
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足肌に寒き水より火照り消えすする鼻音を残し耳冴え
平成二十九年十二月十日
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皺くちゃの笑みを包んで握り合う結びの塩の語呂を味わい
平成二十九年十二月二十一日
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凧が寝る広間跨いだ午後に掛け舌を仕舞う仔お手に鼻乗せ
平成三十年一月七日
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曲面に沿わせ白々三日月の端で休ませ還る鳴き声
平成三十年二月三日
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背反で叫ぶ好きさのお返しに手放し下る傾きの街
平成三十年七月二十二日
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煙らせる男言葉が天に消え二の句産み出すお腹を摩り
平成三十年八月一日
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硬貨無くタダで預けた思い出に身体無くした花火が消えた
平成三十年八月三日
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夜に干し明日に乾けとベランダの女子が捲ればシャツの二の腕
平成三十年八月三日
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長い手の君に渡した皿に在る切られもしないレモンの黄色
平成三十年八月六日
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盃に満ちる糖度を見つめ尚辛く成れずに妻と衣擦れ
平成三十年八月六日
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埋められずころり咲く夢種子に撒く唾と飛ばせば明日の言い訳
平成三十年八月十九日
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