コタローさん
のうた一覧
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草むらのりんりん聞ゆ蟲の音は優しく包む遠き思ひ出
平成二十九年十月七日
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虫の音。
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しとど降る雨に濡れつつ惠比壽樣御茶を半分殘してをりぬ
平成二十九年十月二十一日
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雨。
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強風に落ちてコロコロ團栗の子の手に乘るをじつと待つてる
平成二十九年十月二十三日
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団栗。
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竹藪の節を伸ばした竹の下暗き所に野球のボール
平成二十九年十月二十五日
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竹藪。
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金曜日仕事を全部置ゐてきて家にこもりて怠ける準備
平成二十九年十月二十七日
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金曜日。
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團栗がクスクス笑ひ子供見て子供もクスクス團栗拾ふ
平成二十九年十月二十八日
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団栗。
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まさをなる空をゆつくり飛行機が一直線に白き線引く
平成二十九年十一月二日
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飛行機雲。
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薄野が夕日を浴びてぼやければ犬も子連れも靜かに暮るる
平成二十九年十一月十三日
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薄野。
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中空にぽつかり浮かぶ半月が煌めきながら僕を見つめる
平成二十九年十一月二十八日
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中空。
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朝ぼらけ神社で會ひぬ野良猫も我の次にて何かお參り
平成二十九年十二月三日
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朝ぼらけ。
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しとど降る雨の重さと灰色の空にこの町沈んでゆきぬ
平成二十九年十二月八日
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この町。
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公園のベンチの側の野良猫はどこか素朴でどこか怖がり
平成二十九年十二月九日
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公園。
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樹々は葉を落としあらわの枝先は鋭きままに蒼天を突く
平成二十九年十二月十日
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樹々。
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白き息吐ゐて歸宅のコーヒーの湯氣立ち上る苦い温もり
平成二十九年十二月十七日
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コーヒー。
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一本の電話の聲が優しくて雲の浮ゐたる今日の青空
平成二十九年十二月二十八日
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電話。
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古びたる小さな家はそれなりの門松立てて正月迎へ
平成二十九年十二月三十一日
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古びたる。
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枯れてゆく草花溢れ痩せる樹々落葉蹈む音冬は悲しき
平成三十年一月十三日
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枯れてゆく。
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今日の日の樂しき事も嫌な事もブラックホールに吸ひ込まれてゆく
平成三十年一月十五日
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今日の。
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生きるのが下手なる僕は鳥や猫草木を眺め歌にしてみる
平成三十年一月二十二日
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生きるのが。
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日が昇り茜の空にまだ黒き影繪のやうな痩せた裸木
平成三十年二月十九日
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日が昇り。
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