吉野 鮎さん
のうた一覧
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讀み解けば打ち拉がれて萎ゆこころ晩秋の風に落葉頻り
平成二十九年十一月二日
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汝が包むまろき乳房にくちづけの枕燈りにゆれる影の繪
平成二十九年十一月七日
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俄かにや艷めく禿のくちびるのややに開けばのぞく舌先
平成二十九年十一月十二日
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中世以降、禿(かむろ、かぶろ)は...
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舌の上にまろばせてきく新しき酒にほろ醉ひ土瓶蒸し旨し
平成二十九年十一月十二日
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身体感覚のひとつ
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隙あらば膨らみてゆくかなしさを抱きしあなたの春色のうた
平成二十九年十二月十六日
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完璧は息苦しくて…
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梅二輪冷た夜の闇にほの浮きてかそけき白の香の馥郁をきく
平成三十年一月十七日
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音きく、香きく、酒をきき。 梅...
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薄衣のゆるりすべりて汝の胸の波のうねりにたゆたふ白夜
平成三十年一月二十三日
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忘られし線香花火を點す宵汝が於母影を抱きしめてひとり
平成三十年八月二十二日
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帰省した3歳女児が残した線香花火...
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ゆらゆらと街けぶらせて秋時雨夏の名殘りをひとつ失くせり
平成三十年九月十一日
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夕ぐれの刹那に燃ゆる儚さを薄らふ羽の蜻蛉の戀
平成二十九年六月七日
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遊びしてローカル線の無人驛降りたてば風アカシアのかほり
平成二十九年六月十二日
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贅澤な食事の後はお茶漬けと糠漬け慾しがる醉ひどれあなた
平成二十九年八月十七日
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にっぽん男子ですもの〜
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汲めば湧く愁ひの泉水鏡密やかに笑みこころ問ふ汝
平成二十九年八月二十九日
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ベランダに種の出處知れぬまま西瓜膨らみ艷めきてゆく
平成二十九年九月十六日
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聖母子の最後のピース二つ失せ母の口元子の片目の洞
平成二十九年九月二十五日
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御籤引く良縁ありと汝のふふむ笑ひ謎めき吾の頬にきす
平成二十九年十月五日
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白兎(はくと)神社にて
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ウォシュチーズ くさや なれ鮨個性的みな加齡臭愛し經る年
平成二十九年十月十日
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十月の野分の風は高層の窓に吹きあぐ激し雨ひと夜
平成二十九年十月二十三日
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きみ故に滾る命の悦びを餮る夜よ時よこのまま
平成二十九年十月三十日
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吾が未熟紙魚沁みと知る日本語の同音異義語の深淵と巧妙
平成二十九年十一月二日
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しみ : 紙魚、沁み
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