詠み人知らずさん
のうた一覧
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怪しげな夜会に紛れ 気を解き 粘つく視線 摘んで吹けば
平成三十年十月六日
7
*呑んでみたい? あるんだけどと...
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ギャルママの弾きつるハノンと思ひきや 床しさ纏ふ翁の指とな
平成三十年十月四日
10
てっきり、裏の子のお母さんが始め...
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朝戸風 桂花の香り運びきて そこはかとなく 明けぞ清しき
平成三十年十月四日
17
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憐れにも如何ほど妬くや 醜くかり 常軌を逸する者 恥を知れ!
平成三十年十月三日
12
私信を覗き見するとか軽蔑する...
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何時の日か成熟すらむ 懸命に泣きつ吼きつ己磨かば
平成三十年十月二日
16
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信もちて かかる雲居を払ひては 子の星仰ぎ浪越えゆかむ
平成三十年十月二日
18
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挑戦を忘るれば魂覆ふらむ 怠惰と見栄と負け犬の影
平成三十年十月二日
17
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無理よとて 人ゆ諭され 自己暗示かくれば 人生いとあぢきなし
平成三十年十月二日
12
負のラベリングで本人の持つやる気...
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蒼のなか翼のごとく浮く雲や いざ飛べよとふサインなるらむ
平成三十年九月二十八日
14
苦いも辛いも味のうち。味わおうじ...
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臥して尚 今日を味はひ尽くさむと 言寄せもせで魂燃やしたり
平成三十年九月二十八日
11
「今日を味わい尽くそう」(武田双...
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しおしおと独り夜半まで萎えたれば 耳鳴りばかり大きく聞こゆ
平成三十年九月二十七日
13
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気疲れに湯浴む気もせで丸臥して脚絡まする枕の冷たさ
平成三十年九月二十七日
9
丸臥す:服のままごろ寝する 抱...
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葛藤し焦りの果てに愚かしく自己喪失に陥る恐怖
平成三十年九月二十七日
6
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荒波に昏き水底覗くまで傾るる小舟 如何にか御さむ
平成三十年九月二十七日
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膝掛けに毛布出せり ゆくりなき沁むる寒さの身に慣れずして
平成三十年九月二十七日
9
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胸塞ぐ雲しげければ 見晴るかす心安の日の 光欲りたり
平成三十年九月二十五日
8
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うろこ雲 随へて照る名月も 愛づる豊けさ失くしたりけり
平成三十年九月二十五日
12
見えたんですけどね…。
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路いちめん咲きたる傘のあわひ縫ひ 鍔をたよりにペダル踏み込む
平成三十年九月二十五日
10
合羽は準備していたけれど、銀行が...
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鈍色ゆ路にぽつりと降り初めば こぞりてぱっぱと咲く傘の花
平成三十年九月二十五日
8
降る予報で、みんなが持っていた傘...
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煮詰まりて 脳の疲れに耐えられで ネオンの街を漫ろ歩きつ
平成三十年九月二十三日
16
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