滝川昌之さん
のうた一覧
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鑑賞のためにだけあるカボチャには スープになれない怒りのマスク
平成二十九年十月一日
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こんばんは! 街中あちこちにハ...
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満ち欠けもせずに一途に永遠に貴男の恋は十四番目(ユーミン)の月
平成二十九年十月三日
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こんばんは! 私信 へし切様、...
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秋はなぜせつない歌に仮託するオサリバンなど口笛にして
平成二十九年十月十五日
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こんにちは! Gilbert ...
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枝えだを一鳴き渡る鳥さえも風の寒さを嘆きはじめる
平成二十九年十一月十四日
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こんばんは! 小雨の朝となりま...
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友人の喪中はがきが届く夜はまずい酒だと寒空にらみ
平成二十九年十一月二十二日
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こんばんは! 今日は日差しが...
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赴任した新米教師の眼のように汚れ一つも映さない冬空
平成二十九年十一月二十一日
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こんばんは! 今日は朝から澄み...
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戸締りを指さし確認する俺に制帽の父が仏壇で笑む
平成二十九年十二月五日
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こんばんは! 今日は午後から...
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一心に玩具売り場を巡る子の目の輝きよ聖夜を照らせ
平成二十九年十二月十七日
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こんばんは!日差しはありましたが...
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及第の仕事納めと感謝して歳の市など覘いてをりぬ
平成二十九年十二月二十八日
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こんばんは!本日、仕事納めでした...
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「ガンバレ!」と言う度きしむ親心 黙して寄り添うことができずに
平成三十年一月六日
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こんばんは! 年末年始もなく予...
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一つ癒え二つ新たなあかぎれに溜め息かけては春まだ遠く
平成三十年一月十一日
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こんばんは! オロナインを...
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雪掻きで重なる視線の温かさ見知らぬ同士もエール送れば
平成三十年一月二十三日
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こんばんは! 早朝に家の...
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妻や子のためなら鬼の顔をして外で働き家では笑う
平成三十年二月三日
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こんにちは! 『セブ島で真...
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卒業は間近 友との談笑は見えない未来に途切れて浮いた
平成三十年二月十三日
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こんばんは。 受験中で進...
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荒天の明けて安堵の囀りは瀬音にはねる春日を唄う
平成三十年三月六日
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こんばんは! 昨夜の嵐が明...
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席立てず余韻のままに見つめればエンドロールと君の横顔
平成三十年三月二日
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こんばんは! 昨日、『D...
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開花日の予報で古き町の名に君と見上げた春匂いくる
平成三十年三月三日
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こんばんは。 『卒業も入...
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枕木は空を見上げて過ぎし日の耐えた重みにふと息を吐く
平成三十年三月十七日
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こんにちは! 入社当時、何もか...
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名も知らず十数年も顔馴染み同じ車両の戦友が消え
平成三十年四月十六日
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こんばんは! 朝の通勤電車...
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うなだれる鯉幟には仲良しの風の怠惰が今日は許せず
平成三十年五月五日
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こんばんは! 昨日は風が強...
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