美津村さん
のうた一覧
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髪を洗ひ風に吹かれてゐる汝に右より早き夕月の差す
平成二十六年六月七日
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旧作
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朝明けて路肩の茶畑つゆ光る国道一号金谷の峠
平成二十六年七月三日
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旧作
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薄曇り暈ある月の右下に淡きかげもつ夜の飛行雲
平成二十六年七月二十四日
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旧作
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灯火を消せば月かげ差す窓に轟きて飛行機の遠ざかりたり
平成二十六年八月七日
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誕生日の我を祝うと咲き出でし鉢のあさがお紫の色
平成二十六年八月二十八日
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父方のわが知る限りの最高齢七十二歳になりたり今日は
平成二十六年八月二十八日
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助からないなら家の疊で逝かしめよと聞きし言葉に我は苦しむ
平成二十六年九月十六日
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旧作
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鈴鹿峰にわき立つ夕焼けの雲見れば遠きお山の噴火を想う
平成二十六年九月三十日
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夕焼けの伊吹の峰を次々に越えくる雲は紅の色
平成二十六年九月三十日
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差してくる朝光に融ける雪のなか次つぎ撥ねて立ち上がる笹
平成二十六年十月十六日
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旧作
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雲の間に出たり隠れたりする月と戯れあひつつ新聞配る
平成二十六年十一月一日
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蓬を摘んでゆっくりゆっくり野を帰る夕刊配りし春風のなか
平成二十六年十一月三日
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事故に遭ひ運ばるることもあるならむ下着に常に氣を遣ひおく
平成二十六年十一月三日
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軒々に干柿吊るす路地の先今朝晴れあがり初雪の山
平成二十六年十二月八日
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「また雪か」ひと声つぶやき配達に出でゆきし君還暦近し
平成二十六年十二月二十六日
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なんとなく聞こえたやうな細き音流れた星の音かもしれず
平成二十七年五月六日
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黒髪を風になびかせゆく姿に見惚れて彼女に声かけえざりき
平成二十七年六月十九日
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退職して作りし住所と名前のみ記す名刺も使いしことなし
平成二十七年六月二十二日
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紫陽花の今年も花咲く此処の家住む人替りて幼児の泣く声
平成二十七年六月二十四日
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鶯の声を見上げてひと休み夕刊配る山里の道
平成二十七年七月二日
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