美津村さん
のうた一覧
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向かう岸の土手に明るき夕日差し少年三人石投げゐたり
平成二十六年七月二十三日
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旧
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見送ってたたずむ彼女のさみしげな細き姿が残像にあり
平成二十六年九月九日
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死んでも母は地獄へなんか行くものか地獄の如き世を生きたれば
平成二十六年九月十八日
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旧
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心臓の鼓動が背中までひびき疲れすぎたる今夜眠れず
平成二十六年十月八日
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旧作
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高枝に熟れ柿三つ四つ残りゐて宇宙の底まで今朝晴れあがる
平成二十六年十月十八日
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棚田なべて水満たされて棚ごとに田ごとにそれぞれ水落ちる音
平成二十七年五月十三日
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湯けむりの中に朧に咲く椿ひとつふたつは湯の上に浮く
平成二十七年五月十八日
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月光の夕べの空はさみしきに飛びゆく鳥のしぼり鳴く声
平成二十七年六月十六日
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子どもらの遊ぶ川原に母親のその子を呼ぶ声 亡き母恋し
平成二十七年六月二十四日
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折りこみチラシを折りこみ折りこみまた焦る老いたる吾のみ作業遅れぬ
平成二十七年六月二十九日
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カーブミラーに新聞配るわが姿写るこの角背を伸ばし過ぐ
平成二十七年六月二十九日
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配り終へ朝からビールを飲むうまし眠る妻を起こさぬやうに
平成二十七年七月六日
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過ちて田に落ち雨に打たれしと配達員の死の記事短かし
平成二十七年七月九日
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虹を追いかけ追いかけ追いかけ山里から川べりの村へ配達していく
平成二十七年七月二十八日
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風に向かひ帰るは涼し朝明けて刈草匂ふ村境の土手
平成二十七年八月七日
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大根つるし白菜並べ干す軒に差し入る朝日秋めきにけり
平成二十七年八月十八日
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皺だらけというほどの皺はなき顔ぞ鏡に見ている七十三の朝
平成二十七年十月三日
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声張りて凧揚げてゐし父と子の去りて砂浜夕凪となる
平成二十八年一月二十一日
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春めきし陽射といえど風寒し路上を枯葉がころがりゆけり
平成二十八年二月二十三日
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頂きに平たく松の這ふ小島飛びたつ海鵜の羽根ひかりつつ
平成二十八年七月十日
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