美津村さん
のうた一覧
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湿りゐる地底の匂ひ流れきてわが乗る電車隧道を行く
平成二十八年六月十三日
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頑なに生きゐる者のかなしみを小さき職場の派閥に見たり
平成二十八年六月十九日
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背もたれの形に汗の滲むシャツ配達終りて我は脱ぎたり
平成二十八年十一月十三日
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職替り暮しのたたなくなるおそる勤めてこのまま老いるもおそる
平成二十八年十二月十五日
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病む窓に朝々見下ろす白き百合花の見ごろを人の切りゆく
平成二十八年十二月十九日
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わきあがり輝く雷雲トラックの我が行先の峠をおほふ
平成二十九年五月二十二日
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血の色の火の球となり沈む日を追ひて飛びゆく雁のひと群れ
平成二十六年四月十日
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車止め深くゆっくり息をして胸の痛みの鎮まるを待つ
平成二十六年四月十四日
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追い風に押されて軽き足取りを楽しみながらゆく君の町
平成二十六年四月二十二日
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晴れぬまま雨降らぬまま寒きまま君は来ぬまま暮れゆかんとす
平成二十六年四月二十二日
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野良どもに負けて帰り来し猫を叱り励まし物言ふ妻は
平成二十六年四月二十九日
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めん鳥とをん鳥のこゑ聞き分けて今朝も目醒めぬわが健やかに
平成二十六年五月二日
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見比べて余所と見比べ見比べて心落ち込む不運を嘆く
平成二十六年五月六日
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ほどほどにしてをけといふ声ありき ほどほどにしてをけばよかった
平成二十六年五月六日
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生きたまま死んでるやうな死んでなほ生きてるやうな鉢の金魚よ
平成二十六年五月十九日
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酒を好み血圧高く急死せし祖父にも父にもわが貌の似る
平成二十六年六月五日
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野仏の赤き前掛鮮かに梅雨の晴間の夕陽さしこむ
平成二十六年六月九日
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梅雨晴れの日差に窓を開け放つ暑きひと日を喜び生きむ
平成二十六年六月十六日
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かげろうの揺れて日差しの暑き街曲がり来る車はみな屋根光る
平成二十六年六月十九日
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旧作
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少しだけ空想交えし報告書いたく褒められ密かに悔やむ
平成二十六年七月二十三日
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