美津村さん
のうた一覧
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この家を幸せにする記事あれと今朝も分厚き新聞差しこむ
平成二十七年八月二十八日
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夕刊を配る戸口に日の差して通り過ぎたる夕立匂ふ
平成二十七年八月三日
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君に会ふためらひありてヒヤシンス匂ふ花屋の角曲りきぬ
平成二十八年四月十四日
20
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逃げ去りて鳥のいない鳥かごに春の陽が差すそよ風が吹く
平成二十八年三月三日
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口紅の汚れのごとき染みのある哀しき湯呑を母は遺しぬ
平成二十六年三月十二日
18
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幼き吾を抱きすくめ母は飛行機の音をおそれき戦争の後も
平成二十六年五月四日
18
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階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを
平成二十六年五月八日
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かげらふの中に右むき左むきパラソル回しゐき若き日の君
平成二十六年六月五日
18
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満月の下を東へのびてゆく夜の飛行雲光帯びたり
平成二十六年八月六日
18
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蝉殻を転がし転がし来し子猫手柄誇りて我を見上げる
平成二十七年七月二十五日
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庭池の金魚に手出しする猫にやさしく諭して云ひ聞かす妻
平成二十六年三月五日
17
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寡黙なれどいつの時も微笑みを絶やさず肯き聞いてくれる君
平成二十六年四月二日
17
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子に寄せし期待は早く潰えたり生きるだけでよしわが子も我も
平成二十六年四月十一日
17
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わが腕を枕に夢を見るらむか妻は老いたり細ぼそ軽し
平成二十六年四月二十七日
17
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思はぬに病みゐるといふハガキ来ぬ 細き文字の雨に流れて
平成二十六年四月三十日
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訛りなく清き声にて話しくる君の電話はいつも簡潔
平成二十六年五月二十日
17
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わが机の欠けし湯呑に茶を注ぎ熱ある妻は先に寝にゆく
平成二十六年六月三日
17
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数人を下ろして電車は発ち行きぬ行くての町には幸あるごとく
平成二十六年六月四日
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薔薇の花垣にめぐらし君の住む家に静かに降る午後の雨
平成二十六年六月八日
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旧作
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振り返り振り返りつつその度に手を振り手を振り遠ざかる君
平成二十六年六月十五日
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