たみおさん
のうた一覧
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梅の実を 夜道の隅に 蹴飛ばした 向かいをサラリーマンが 歩いてくる
平成二十六年六月十六日
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気怠い初夏の平日の夜。
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悪い虫に 付きまとわれても 怖くない 蜘蛛も家守も 食べてくれるし
平成二十六年七月十四日
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体目当ての野郎から助けてくれる男...
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今起きて 欠伸をすれば 巡り会える 誰も知らない 目覚めの君に
平成二十六年八月十二日
3
さあ、早起きしよう!
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本棚を 探れば解る 文学を 愛する母を 愛する理由
平成二十六年十二月十三日
3
母から子へ読み継がれる物語。 ...
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米粒と 涙の粒を 両の手で 包んだ君の 温もり頬張る
平成二十七年一月二十九日
3
『千と千尋の神隠し』より
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限定の チョコレート味の カヌレ食べる 今日ばつかりは 弱音が出そう
平成二十七年二月六日
3
カヌレ、第三弾。
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仕方ない 僕は僕だし 君は君 どうしようもない どうしようもない
平成二十七年十二月四日
3
どうしようもない。
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猛暑では 走り抜けない 恋の路 人は木陰で 立ち尽くすまま
平成三十年七月十八日
3
恋に生きられない時代。
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純白は 日焼けの指に 似合わない それでも君の プラチナリング
平成三十年十二月二十七日
3
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新品のマスク 誰かの 落しもの 改札の下 踏まれ続ける
平成三十一年一月二十七日
3
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生き様も 死に様も 見たくない人 この世にあって ならない出来事
令和二年一月十三日
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さびしさに 負けない私は カヌレ食べる 外はさくさく 中はしつとり
平成二十六年二月二十日
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やけくそになってやけくそに食べて...
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女子力は ある日突然 舞い降りて 可愛げのない 菓子を作らす
平成二十六年二月二十五日
2
無性に作りたくなること、あるよね...
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ベルトコンベアの輪舞曲を抜け出して 胃袋へおいでよ ディスコしようよ
平成二十六年三月五日
2
回転寿司へ行ってきました。
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いさぎよく ふふ けがれなく あたらしく 白のスカート 履いて歩くわ
平成二十六年三月六日
2
新しい季節。新しい気持ち。新しい...
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マルボロの 味と匂いが 染み込んだ 時が消えゆく 煙みたいに
平成二十六年三月十四日
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間接的に教え込まれた、マルボロの...
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黒歴史も 黄金時代も 飲み干して 笑い飛ばそう 朝が来るまで
平成二十六年三月十六日
2
同窓会で10年ぶりの再会。 あ...
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戻ろうか 愛しい人の 亡霊と 恋は樹海に 置き去りにして
平成二十六年三月二十五日
2
樹海で迷子になった。泣
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あの人に よく似た役者が ディスプレイで 寂しい嘘を また演じてる
平成二十六年三月三十日
2
交差する、投影。
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ウェルテルが 末路を知って いたならば ロッテと呼んで 欲しくなかった
平成二十六年三月三十日
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「あの人が私を愛してから、 自分...
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