らてんさん
のうた一覧
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静か夜 心みだるる 音ひとつ 絵のない便り 間に受けそうで
平成二十五年十二月二十七日
4
膨らむソワソワ感。
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お日様に恥じないように生きてます あの日の密事は月に隠して
平成二十五年十二月二十八日
4
お口にチャック。
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自由ほど大きな庭はいらないの あなたの部屋で飼って欲しいの
平成二十五年十二月二十九日
4
番犬にはなれないけれど。
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物憂げに 酔い覗く肩 艷やかに 鎖骨の色香 憧れの女性
平成二十五年十二月三十一日
4
綺麗なひと。
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いつまでも続く空だと思ってた あなたがいなくなるまでの夜
平成二十六年一月三日
4
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あなたがね 熟成してる そのチーズ 腐敗してるの もう過去だから
平成二十六年一月四日
4
賞味期限切れ。
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ねぇわたし 何をそんなに待ってるの 一分前はもう過去なのに
平成二十六年一月八日
4
今 はないの。
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始まりと終わりにだけは出会えるね 大人な自分 理想の私
平成二十六年一月十三日
4
つくってしまう。
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今僕は 昨日の僕に言い訳し 明日の僕を許したいのに
平成二十六年一月十六日
4
輪廻。
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いつの間にほつれた君の残像を孤独だけが知り過ぎていた
平成二十六年一月十六日
4
気付けなかった。
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暗闇を照らすは裸電球の見つめる先の安堵の君よ
平成二十六年一月十六日
4
こわかったね。
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年々と着込んだ世間「北風と太陽」のよに脱がして欲しい
平成二十六年一月二十二日
4
温かく見守って。
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瀬戸際で試される我 食いしばる奥歯すらなし 根性無し也
平成二十六年一月三十日
4
腑抜け。
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やはらかな レースカーテン越しの君 夕陽に浮かぶ 憂ふ温もり
平成二十六年四月二十四日
4
儚い人。
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花豊か 雲雀さえずり 蝶誘う 賑わいつなぐ 庭戸の宇宙
平成二十六年四月二十五日
4
宇宙はたくさんあると思う。
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あんなにも胸を傷めた翌朝の皮肉なまでにすっとした頬
平成二十六年四月二十六日
4
泣いて顔だけスッキリ。
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風誘ふ 遠き廻りて畦道を はにかみ歩む 乙女よ萌黄
平成二十六年四月三十日
4
青春を見かけました。
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優しさと称してエグる生傷に 群がるカラスはオンナの友情
平成二十五年十二月十八日
3
そんなもの。
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涙枯れ 強くなった わけじゃない 狡くなった だけだから
平成二十五年十二月十九日
3
自己防衛。
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ゆらゆらと薫る夜更けの温ワイン ノスタルジアなルージュの泪
平成二十五年十二月二十六日
3
浸る。
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