南美帆さん
のうた一覧
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戯れに鯨と呼ばれ拗ねた振り可愛がらぬなら海に還ると
平成二十五年十月十一日
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今夜からホットミルクにするという娘の口もと白ひげペロり
平成二十五年十月十五日
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急に秋らしく。
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衣替え ポイかキープの決めどころ元彼見られて羞恥せぬもの
平成二十五年十月十五日
1
「部屋着に」なんて取っておいたっ...
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すれ違う人それぞれに母がおり赤ちゃんだった時想像す
平成二十五年十月十九日
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ちょっと嫌な人に会った時に、有効...
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雨の朝ベト五流れるラジオより家族も愛も私の運命
平成二十五年十月二十日
1
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反抗期勉強の意味を子に問われ何でも頑張るお稽古だよと
平成二十五年十月二十日
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なかなか、子どものうちはわからな...
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あの人が傘を持ち出かけると晴れ相合傘はお預けとなる
平成二十五年十月二十日
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私はあえて、傘持って行かない。
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南吉の絵本を読みていそいそと手袋編みし単純な母
平成二十五年十月二十日
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私のこと。
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魔女になる美女で目覚める呪文かけ鏡よ鏡、塗り込み眠る
平成二十五年十月二十三日
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自己暗示で、美女だと思いこむのが...
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遠足のリュックずっしり集めたのどんぐり埋めてトトロ呼ぶのと
平成二十五年十月二十六日
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庭中、どんぐりだらけ。
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シリウスの澄んだ光よ見守りて家路を急ぐあの人の影
平成二十五年十一月十二日
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大好きな寒い季節がやって来たスキー温泉アイス鍋もの
平成二十五年十一月十二日
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温度差が、たまらないんです
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触っても感じなくなりこのスマホ私が生きてないかと惑う
平成二十五年十一月十四日
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あれこれと会う前からの難癖に投げやりになり会う気もなくす
平成二十五年十一月十九日
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めんどくさい人はイヤ。
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猫がいた部屋には誰も入れないの私まだまだ猫以下かしら
平成二十五年十一月二十五日
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性格も一致なのかな携帯や財布時計も偶然お揃い
平成二十五年十二月十三日
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初雪のように儚い心など冷え込む朝に恋も終わりに
平成二十五年十二月十四日
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好きだけどもう会えないの携帯の着信拒否で覚悟を示す
平成二十五年十二月十五日
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ごめんなさい。もう無理なのです。
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冬の雨人肌恋し指も冷え賀状印刷機に触れ耐える
平成二十五年十二月十八日
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けっこうあったかい。
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約束もなかった夜に訪れてボーイズトークで帰りゆく君
平成二十五年十二月三十日
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