南美帆さん
のうた一覧
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甘やかな言葉遣り取りしたことも悔いて消したい今は刺すよう
平成二十六年六月十三日
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メールって、便利だけど、怖い。
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背後から髪乾かしてもらう夜うなじに触れる指の優しさ
平成二十六年七月二十六日
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お団子を娘と共に丸めつつ秋の恵みに感謝する夜
平成二十六年九月八日
15
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結婚をしてしまってる時点でよ運命の人じゃないってコトよ
平成二十六年九月十五日
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文学の人は感覚が麻痺してるかもで...
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丁寧に書き順数え同じ字を綴る娘は祈りにも似て
平成二十八年二月二十六日
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丁寧に書いていくうちに上手くなる...
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昨晩に自分で握ったオニギリをそっと開くよ始発待ちつつ
平成二十八年十二月十一日
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炊きたてのごはん大盛りよそったら笑う君こそ幸せそうね
平成二十九年一月三十日
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和やかに雛人形をばあちゃんと飾る娘よ春を待ちましょ
平成二十九年一月三十日
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両替に並ぶ人々それぞれに行き先があり飛び立つ間際
平成二十九年二月十五日
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搭乗前のソワソワわくわく
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作業着で寒い暁出かけてく君の心を充電したい
平成二十九年三月七日
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春の夜寮へと送る荷物詰め息子は巣立つぬいぐるみ抱き
平成二十九年五月九日
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オトナへの第一歩。少しずつ親離れ...
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スマホから削除したから不意討ちの君との笑顔クラウドにいた
令和元年十月十六日
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PCずっと触ってなかった
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うたのわで自由に遊び謳えども日々の暮らしは真面目なものよ
平成二十五年十二月二十七日
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いろんな考えの方がいて、自省しつ...
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今はもう知らない人になっており物語るのは静かな携帯
平成二十六年五月二十二日
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雨音に君の家路を案じてる傘持ちて待つ終着駅で
平成二十六年五月二十六日
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夕暮れの空を見上げて帰り道君の幸せ、思っています
平成二十六年六月九日
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六歳の娘ときおり片隅で人形の様何を思うの
平成二十六年六月十一日
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幼子の午睡む隙に若き母新刊雑誌をめくる図書館
平成二十六年六月十二日
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子ども達が幼い頃を思い出して。
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軒下に干され揺れてる三人の服を外から眺めるのが好き
平成二十六年六月十二日
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梅雨の晴れ間の洗濯日和。
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部屋中を吹き抜ける風清らかに君を想った記憶さらって
平成二十六年六月十四日
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