へし切さん
のうた一覧
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秋色の沈む夕日にさよならと君の名呼べば逢へるだろうか
令和元年十月三日
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葉隠れににほふ秋野の葛の花うら吹きかへせ野路の下風
令和元年十月一日
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秋草の茂みのなかにかくれつつ紅のきわだつ水引の花
令和元年九月三十日
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夕されば秋の野風にをみなへし揺れてこころを誰によすらむ
令和元年九月二十八日
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ひがん花咲いて愛しや奥つ城に君を恋ふれば哀しかりけり
令和元年九月二十五日
16
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秋くさのさびしき中に 吾亦紅 離れゆく人の赤き紅思ふ
令和元年九月二十三日
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叶はぬと知りつも君に逢ひたいと おはぎを二つ 秋彼岸かな
令和元年九月二十二日
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枯れはつる尾花が下の思ひ草はかな憂き身の露のよすがや
令和元年九月十五日
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雲居なす心もしのに月影の 今宵この月 仲秋の月
令和元年九月十三日
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君をまつ虫の音聴きつ 秋の夜をひとり淋しみ 夢路を通ふ
令和元年九月十二日
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足早に秋に背をむけ 夏はゆく 空にさば雲 吹き渡る風
令和元年九月十一日
15
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誰そ彼と我をな問ひそ年ふれど避らぬ別れに君待つ我を
令和元年九月六日
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長月の露に濡れつつ君を待つ我を笑ふか有明けの月
令和元年九月五日
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ぼんぼりの灯り恋しや風の盆 見たさ逢いたさ想いがつのる
令和元年九月二日
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いにしへの万葉かなに「恋は孤悲」ひとり老いては身に沁みけるかな
令和元年八月二十六日
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ゆく夏の影を愛しみて蝉しぐれ残るいのちを愛し哀しと
令和元年八月二十日
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君のこと想ひうかべて書いてます 届く宛てなき 黄泉への文
令和元年八月十九日
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夏空に無くてはならぬ太陽に笑顔を向けてひまわりの花
令和元年七月三十日
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梅雨が明け、今日は猛暑日に! ...
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吾が庵の狭庭の陰のほたる草 仮のいのちを儚に咲きぬ
令和元年七月二十八日
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露草を俳諧では「蛍草」と言います...
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つゆ空に色もにほはぬ 百日紅 吾も恋ひしや日輪の日々
令和元年七月十日
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